??1話 サッカー部設立
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ける。
「サッカー部、入部希望です!!」
「サッカー部に入部希望です」
それを聞いた冬海先生は
「……悪いが、この学校にサッカー部は無いんだよ」
「えええええええ!?」
『え────っ!』
「円堂、ここ職員室だから声の音量抑えて……」
サッカー部が無いことに衝撃を受けて叫んだ円堂に廣川は注意をした……廊下からの別の声を気にしながら。
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その後、円堂は「サッカー部が無いなら創る!!」と言い出した。そして放課後、廣川と円堂、円堂が連れて来た木野秋というマネージャーと一緒にかつて使われていたサッカー部の部室を冬海先生に開けてもらった。部室の中は混雑で何年も使われていない様子だった。それを見た廣川は呟く。
「………これは完全に物置だね」
「よし、木野! 廣川! 早速掃除だ!」
「「「オーッ!!」」」
円堂の掛け声で部室の掃除が始まった。それから3人は制服からジャージに着替えて作業開始した。物置てして使われていたためかかなり汚れており、埃や蜘蛛の巣など酷く大変だったが、徐々に片付けていった。そんな折、掃除中の円堂が何かの板らしきものを見つける。
「………ん? なんだ?」
そして円堂はそれを拾って見た。そしてその板を見た円堂と廣川、木野は驚く。
「円堂、これって……」
「ああ………やっぱりだ!!」
「部活の看板ね!!」
そして円堂は素早く埃だらけの看板を雑巾で綺麗にして部活の前に掛けた。この瞬間、雷門サッカー部が誕生したという事実に噛み締める。
「よし! 雷門サッカー部………」
「「「始動!!」」」
??????????????????????
その後、3人は部室の掃除を仕上げ、そのまま一緒に帰ることとなった。帰りの道、円堂は空を見上げながら言う。
「サッカー部………人集まるといいな」
「集まるわよ。円堂君と廣川君なら」
「ああ!絶対集まるさ!」
「円堂のその自身は一体どこから来るんだか………」
「ははっ! 俺さ、サッカー部が出来たら色々とやりたいことがあるんだ……フットボールフロンティアっていう大会があって……」
「円堂、“俺”じゃなくて“俺たち”だろ?」
「あ、そっか! ごめん! ごめん!」
「相変わらずだな、円堂のその性格」
円堂の性格に廣川は呆れながらも笑みを浮かべていた。その後他愛も無い会話を円堂と廣川、木野をしながらお互いの家へと帰って行った……これが伝説の始まりの一歩と………
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