暁 〜小説投稿サイト〜
恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
218部分:第十九話 劉備、張三姉妹を見るのことその四
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話

第十九話 劉備、張三姉妹を見るのことその四

「丁度着替えていいのではないのか」
「わかりました」
 こう話してであった。劉備はその服を着てみた。するとそのデザインも関羽が着ているその服に実によく似ているものであった。
 それを見てだ。関羽がまず言う。
「確かに似ているな」
「鈴々もそう思うのだ」
「私の服にな」
「あと張角に似ているのだ」
「ううん、そっくりですか」
「確かにそうだな」
 趙雲は周りにある張角の内輪や絵も見て述べた。
「髪の色が違うだけでだな」
「そうよね。おっぱいだって」 
 馬岱は少し羨ましそうに劉備の胸を見ている。
「大きいし」
「そっくりだよな、そこも」
 馬超もその胸を見ている。しかし彼女の胸も結構立派なので羨ましそうではない。
「何でなんだろうな」
「まあ話していても仕方ないから」
 ここで言ったのはであった。黄忠だった。
「とりあえず会場に行きましょう」
「そうですね、それじゃあ」
「今から」
 こうして全員で会場に向かおうとする。その時だった。
 オレンジの棒型のキャンデーを見つけたのだった。
「むっ、これは」
「キャンデーなのだ」
 すぐに関羽と張飛が答えた。
「ふむ、蜂蜜のキャンデーの様だな」
「これを買うのだ」
「全く。鈴々は食べることばかりだな」
「人間食べないと死ぬからいいのだ」
「全く。しかしまあいい」
 関羽は苦笑いを浮かべながらもそれでいいとした。そうしてだ。
「人数分買おうか」
「そうですね。それじゃあ」
 孔明が笑顔で言ってであった。そのうえでキャンデーを人数分買う。そうしてそのうえで楽しく舐めながら会場に向かうのだった。
 その舐め方はだ。先を舐めたり咥えたり頬張ったり横からしゃぶったりだった。そうして舐めながらそれぞれ歩いていくのだった。
 その時にだ。ふと劉備が言う。
「そういえばですけれど」
「どうしたのですか?」
「皆さん黄色いグッズに身を包んでますね」
 こうナコルルに話す。
「黄色がトレードマークなんですね」
「そうですね。この三姉妹のイメージカラーみたいですね」
 それを香澄も言う。
「どうやら」
「黄色い法被に黄色いメガホンに黄色い団扇」
 どれも黄色だった。
「嫌でも目立つね」
「確かにね」
 キングと舞も話す。そうしてだった。
 会場に入るとだ。劉備がうきうきしながらまた話す。
「そうそう、三姉妹の舞台も凄いんですよ」
「ステージはそんなに変わらないが」
「私達の時代の舞台とね」
 キングと舞はまた言う。
「演出か」
「それなのね」
「はい、演出が凄いんですよ」
 そうだというのだった。
「妖術を使った演出で」
「妖術か」
「それなんだ」
「はい、妖術
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ