空の王者、空の海へと至る
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
た……」
高高度を飛行する事も出来るレウスは薄い空気の環境にも適応出来る身体を持っているがまさかルフィ達がこんなにも直ぐに適応出来るとは思いもしなかった。矢張り常人離れしていると改めて認識させられる。そんなこんなで助けてくれた空の騎士はフリーの傭兵らしくビジネスの話をしたいと言ってきた、1ホイッスル500万エクストルで助けようと言うが、自分たちには意味が解らなかった。如何やらこの海に来る方法は他にもあるらしく其処から来たと思っていたらしい。
「成程、中々の航海者たちと見た……」
「いやぁ……それとエクストルって一体……この先もしかしたら頼むかもしれないけど、ベリーっていうお金も使える?」
「無論。エクストルとはこの空で使用する通貨の事、1ベリーをエクストルに直すと1万エクストルじゃな」
「ってことは……500ベリーで助けてくれるって事か」
それを聞いてナミは嬉しそうな声を上げた、この空の事情を知っている人間の助けが僅か500ベリーという格安である事が凄まじく嬉しいらしい。
「では追加サービスとして1ホイッスル、即ち一度の救援要請を無料でプレゼントじゃ」
「やったぁ!」
「あ、後名前を!!あと白々海ってのはどうやって行けば!?」
「そうじゃな。先程の美味き物の礼もある。我輩は空の騎士、ガンフォール。そして愛棒ピエール」
「ピエー!」
「上へと昇るのであればその滝のような雲を目指すが良い、さすれば上へと行ける。では勇者たちに幸運あれ!」
そう言い残すとガンフォールはピエールの背中に乗り颯爽と空の彼方へと消えて行ってしまった。兎も角情報ともしもの時の保険まで手に入れる事まで出来た、どうやって記録指針が示す上へと行けばいいのかと困っていたときに差し伸べられた助け。これは無駄にするわけにはいけないとナミは張り切る。
「さあ皆船を出すわよ!!いよいよ行くわよ、空島へ!!」
『おおっ!!!』
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ