ガンダムW
1709話
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飛がそれぞれ短いながらも返事をしてくる。
この2人がやる気になっているのは、当然と言えば当然だろう。
そもそもの話、ガンダムが地球にやって来たオペレーション・メテオは、OZに対する攻撃だった。
そしてこの場合のOZというのは、ロームフェラ財団の意志に忠実だった……今、丁度俺達と戦っている財団派を示しているのだから。
勿論その財団派と袂を別ったトレーズ派にしても、色々と思うところはあるだろう。
実際、敵対すれば躊躇なく攻撃するだろうというのも、予想出来ているし。
それでも、一番の難敵というか、倒すべき敵は財団派な訳だ。
……これで原作のように話が流れていて、五飛がトレーズと因縁を築いていれば、また話は違っただろうが……この世界で五飛とトレーズは何の因縁もないしな。
というか、結果として俺がトレーズの役目を奪ってしまったというか……
その結果が、五飛のシャドウミラー入りなんだから、世の中何が災いするか……もしくは幸いするのか分からないな。
そんな風に考えている間にも、デスサイズヘルとアルトロンガンダムは、MDに向かって突っ込んでいく。
また、綾子のトールギスもまだ無傷に近いトーラスのMD部隊に向けてドーバーガンを最大出力で放つ。
「綾子、トーラスカノンを使っていたお前には言うまでもないけど、ドーバーガンは威力は高いがエネルギー消費も激しい。その辺りの事は忘れるなよ」
『了解、その辺りについてはきちんと配分を考えているから大丈夫』
綾子の頼もしい言葉に俺も頷きを返し……そして、財団派のMD部隊に向けて再びツインバスターライフルを撃つのだった。
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