第四章 RE:BIRTH
蘇る 赤銅
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パー・・・」
ギュルッ!!
「スクリューキック!!!」
ギャヴッッ!!!
カブトが身体を回転させ、その波状攻撃を一気に押し返した。
回転キックとなったハイパーキックが、それを霧散させる。
しかし、カブトは地面に着地するやいなやひざから崩れてしまい、迫ってきた翼刀に蹴り飛ばされた。
「天道!!」
「油断するなシグナム!そいつ・・・・意識あるぞ!!!」
「なに!?」
連結刃が舞い、翼刀を全方位から包むように襲い掛かっていく。
それを翼刀は剣を振るい、一振りで一本だけ刃を飛ばして弾き、押し返す。
その動きもまた舞いのようであり、円舞だった。
連結刃が弾かれ、シグナムがもう一度放つためにいったんレヴァンティンを戻す。
そして両者とも同じ構えを取った。
肘を引き、剣を突き出す構え。
「フンッッ!!」
「シャァッッ!!」
そして、同時に放った。
連結刃と、連続刃。
それが真正面からぶつかりあって
ガッギャッギャッッギャッギャッギャッギャッギャォッッ!!!
連続刃が連結刃の刃を、次々に弾いてシグナムに迫って行った。
しかし、シグナムもそうなることはわかっていたようである。
確かに、連結刃の刃は弾かれたらそれまでだが、相手の連続刃はいくらでも来るのだ。
だから、シグナムは連結刃が弾かれ、地面に墜ちそうになったところで、腕を振った。
ビュャオッ!!!という張りつめた音がして、落ちかけた連結刃が息を吹き返す。
縦に波打った連結刃が、翼刀に向かって迫り、その肩口を斬り裂いた。
それと同時に、翼刀の連続刃もシグナムの肩を貫き、地面に倒れ伏せさせる。
肩に穴が開くシグナムだが、肩を押さえながらもしてやったりと口が笑っていた。
「ぐッ・・・・だが、こちらも利き腕はもらったぞ!!」
「流石は本人だ・・・・・発展力が違う・・・・」
ヴァルクヴェインを左手に持ち替え、右肩を少し上げてみる翼刀。
動きはするようだが、痛みに顔をしかめる。
「洗脳が溶けてるって・・・どういうこと!?」
「それは変わらない。ブチのめして、O・HA・NA・SI して、目ェ覚まさせるだけだ。お前向きだろ?」
「なるほど!!・・・ってどういうこと?」
「さぁな」
「あとでオハナシね」
「本家の怖さに全俺が泣いた」
なのはの言葉に返し、その会話で「参ったね」と笑う蒔風。
砲撃が襲い掛かり、それを翼刀が蹴り飛ばして進撃する。
「おい、お前がいった方がいいんじゃないか?」
「ん?」
なのはを送り出
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