第四章 RE:BIRTH
研究機関の兵器たち
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人でいいんじゃないかな?」
それを眺める残りの三人。
羽入と裕理がどうしたもんかとつぶやいた。
だがハクオロだけは、吹き飛んだ翼刀を眺めていた。
「まだだ!!百代殿!!!」
「なに?」
ドウァッッ、バガァッッ!!!
直後、ハクオロの言葉と共に翼刀が飛び出し、百代に向かって突っ込んでいった。
翼刀の拳を百代が受け止めるが、その初撃の一発で百代の方までの骨が砕ける。
「う・・・おぉお!?」
ブンッッ!!という音がして、百代の体が先ほどの翼刀のように勢いよく飛んでいく。
それを一瞬目で追うハクオロと裕理。
羽入は百代のもとに駈け寄って行っていた。
「大丈夫なのですか!?」
「むぅ・・・まさか瞬間回復を一発で真似られるとは思わなかった」
百代の視線の先の翼刀は、すでに腕をブンブン振るってハクオロと裕理に襲い掛かっている。
さっきの百代の一撃は確実に翼刀の腕を砕いていたはずにもかかわらず、だ。
「だがまぁ私のももう治った」
少し困ったような顔をした百代だが、彼女の傷もすぐに治る。
羽入の頭を撫で、立ち上がって気力を溜める。
「これは一人じゃ勝てないかもなぁ・・・・」
「え!?」
「負けないが、勝てないだろうな。だからサポートを頼むさ」
「は、はい!!」
今は剣を持っていない翼刀だが、それでもハクオロと裕理を押しのけている。
力を合わせる必要がある。
四人が、力を合わせて立ち向かう。
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「よっし!!俺は行ける!!天道さんは?」
「俺はまだだ・・・翼人の回復力にはかなわないな」
「いや、ほかのことでずば抜けすぎですからあなたは」
そう会話を済ませ、一刀が走り出す。
とりあえず、向かうのは炎に囲まれた森林だ。
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「あっははははは!!」
「クッ、オォッ!!」
炎に囲まれた森の中、クラウドと超能力を駆使する男が戦っている。
しかし男はクラウドとまともにぶつかろうとはせず、フヨフヨ浮いてクラウドから一定の距離を取って波動を放ってくるだけだ。
その波動を剣で受け、力任せに投げ飛ばすようにしていなしていくクラウド。
ギチィッッ!!
「オグッ!!!」
しかし、そこでクラウドの動きがビタリと止められてしまう。
そこに周囲の炎が渦を巻い
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