暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第四章 RE:BIRTH
揺らぐ封印地
[6/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
くらいの間を置き、シグナムが剣を振り下ろしながら突っ込んでいった。

それを真正面から打ち合い、防ぎきるG4。
一合、二合と続けて打ち合い、鍔競り合ってから相手を押しのけるシグナム。

そして押しのけから剣を横に薙ぎ、連結刃を鞭のようにふるってバックステップで回避したG4を追っていく。


その連結刃を刀で弾き、バックステップから着地するG4。
そして着地と同時にランサーに向かって牽制の爆破を投じ、上空のなのはに向かって爆弾を放り投げた。



そこに

「音撃刃」

ズォッ・・・ッッ!!!

「音爆振撃!!!」

「オォッっ!?」

ドォンッッ!!




地面に音撃刃を突き刺した響鬼の、地面に流し込まれた音撃が一面を吹き上げさせてG4を宙に飛ばす。

そして、そのG4に向かって、強力な一撃が叩き込まれた。



「ディバインバスタァアッ!!」

「ォオァッ!?」

ドンッッ!!!



宙で動きの取れないG4に、なのはの砲撃が命中し、そのまま地面に叩きつけて大きなクレーターにさせた。




「・・・やった?」

「そのセリフは終わってない時に言うセリフだぜ?」

「元も子もないことを・・・・」


小さくつぶやきながら着地するなのは
そこに突っ込みを入れるランサー
呆れるシグナム



しかしやはり、その通りである。
煙の中から、ゆらりと人影が現れてきた。



------------------------------------------------------------



大破した戦艦が燃え盛る平原。

そこでギャンッ!という金属のぶつかり合う甲高い音を奏でながら、蒔風と翼刀が刃を打ち合っていた。



翼刀の突きに蒔風が身体を返して回避するが、翼刀はそこから剣を引いてさらに突き出してくる。
バックステップで避けようにも、刃が射出されてくるから脇に避けるほかない。


そしてそこに回避したところで、翼刀の蹴りが放たれてくるのだ。
その蹴りを蒔風が肘で搦めて掴み、捻りあげて投げる。

その捻りに合わせて翼刀も回転し、もう一方の脚で蒔風の側頭部を狙って蒔風がそれをガード、脚から手を放して斬りかかる。


翼刀はその刃をスウェーで避け、上半身を上に向けながら見もせずにヴァルクヴェインを薙いだ。
射出される刃


それを蒔風が回避できないと判断し、十五天帝の面で受け止めて後方へと押し退かされていく。
連続して叩きつけられる刃が地面へ次々に落ち、そして即座に消えていく。


ギャラギャラと言う音が足元からしながらも、蒔風は耳を澄まして翼刀の動きを探った。



[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ