第四章 RE:BIRTH
「死」という恐怖
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ゴ、オォッ!!
「受け切れない!!」
「レイジングハート!!」
《Protection!!》
ギャギギギギギギギギギ!!!!
翼刀の放つ無数の刃を、なのはの魔法陣バリアが受け止める。
しかしすぐに数本が突き刺さり、薄氷のように砕け散ってしまう。
だが、その数秒で充分である。
「響鬼装甲!!」
その数秒で装甲響鬼へと強化変身した響鬼が、装甲声刃を振りかぶって翼刀に肉薄していった。
その剣を翼刀も受け止め、しかし響鬼の圧倒的な力に押しこまれてそのまま壁に激突、押し付けた。
そしてその腹に火炎鼓を押し当て、束縛していく。
「!!!!」
「さぁ〜、押していきますか!!」
ギィイ、オォン!!!
「!?」
「音撃打、烈火怒涛!!!」
ゴドォ!!!!
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そして唯子の目の前を、翼刀と響鬼が壁を突き破って来、蒔風と唯子の間を通り抜けて行った。
翼刀は身体を火炎鼓に拘束されながらもその衝撃に耐えており、響鬼はそれを押し込んでいこうと反対側の壁をも破壊してさらに突き進んでいってしまう。
「な、なに!?」
「グぉオオオオオオオオオオオオオ・・・・・ッッハァ!!はぁ、ハァ、ハァ・・・・」
そして壁の機械が破壊されたからか、蒔風のエネルギー抽出が止まり、束縛もとれて蒔風が地面に落ちる。
地面にベシャリと倒れる蒔風を、唯子が肩を貸して立ち上がらせる。
「い、今のは何なの・・・?
「ヒビキさんと・・・翼刀ってのが・・・戦ってるな・・・・」
「ホント!?」
勢いがあまりにもありすぎて、彼女にはよく見えてなかったようだ。
と、そこに穴を通ってなのはと星がやってくる。
その目に飛び込んでくるのは、蒔風と、その肩を持ち上げている唯子。
「その役目は私のなのにーーーー!!!」
なのはがウソダドンドコドーン!!の勢いでそう叫ぶ。
一方星は「よかった無事か」と軽くため息をつく。
蒔風、救出。
しかし窮地はいまだ脱していない。
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ゥウン・・・・・
「エネルギーが止まった
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