第四章 RE:BIRTH
十三人、侵入班、囚われの身
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《ザっ、ザザッ・・・・・・》
「・・・・・外との連絡がつかない」
「妨害電波が出てるみたいだね・・・・・」
施設内を進むヒビキ、なのは、星の三人は、いまだ蒔風を見つけられていない。
外での様子もわからない以上、とりあえず先に進むしかないのだ。
研究員が慌ただしく騒ぎだし、対処に追われていたためここまでは楽に入ることができた。
「ほかにも誰か入って来てるのかな?」
「さぁ?でもま、俺らは俺らでやることしましょ。デバイスさん、準備はいいかい?」
《いつでも》
「お二人さんも、多分やったら敵が来るから、準備いいかい?(キィン・・・)」
「大丈夫!!」
「むしろ来てみろ、という感じですな」
「そりゃ頼もしい。では・・・・ハァっ!!!」
ドドンッッ!!
そうしてヒビキが変身し、音撃棒を手にしてクルクルと回す。
ベルトから外した鼓を外して壁にセットし、大きくなったそれを思い切り叩いた。
ドォン!!!という音が鳴り響き、施設内に浸透していく。
それをレイジングハートが感知し、ソナーのように内部の構造を測って行った。
「どう?レイジングハート」
《いま私たちがいるのはここです》
そういって、レイジングハートが地図を出して一点を点滅させる。
ここの地図は円形をしていた。
それを円グラフのように四分の一ずつ分け、それぞれを少しずつ離して隙間ができていて、その真ん中にもう一つ小さな円(塔になっている部分)がある。
そしてその四つに分かれたものから、それぞれ隣の区画と塔に通路が通っている。
響鬼たちがいるのは、右上の区画から右下の区画に伸びる通路だ。
音が響き切っていないからか、左側の方に行くほど、地図はぼやけていた。
「広い・・・・」
《今のでは蒔風を見つけることが出来ませんでした。とりあえず地下はないようなので・・・・》
「じゃ、左側かな?」
「それか塔の上、ですな。でもその前に」
ガシャン、という音がして、目の前にクリスタルでの模造戦士が現れた。
見た目からして、相手は――――
「俺かよ」
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「今の音はなんだ!?」
「確認しました。仮面ライダー響鬼です。同時に管理局員・高町なのはと趙子竜・星も確認」
「音で彼の居場所を探ろうというのか」
「プログラムが作動して、模造品が出ました」
「あの区画は・・・・「仮面ライダ
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