第四章 RE:BIRTH
青年、来る
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変形してるけど、これ一体どこから出てきたんだよ」というロボットを、一昔前のテレビで見たことはないか?
この変形、というかなんというか、それはそんな感じだった。
ガシャガシャとG4の身体のいたるところから兵器が飛び出し、ドンドンその体が大きくなっていく。
山のように積み上がり、下からも押し上げ、G4の身体が上がっていく。
G4自身はその兵器に下半身を呑まれ、山のてっぺんから少し下のあたりにいた。
「おいおい・・・マジかよ」
「これは・・・・」
それはもはや要塞のようだった。
銃口、砲口が一斉に彼らに向けられる。
唸りを上げる鉄の音が、こいつの笑い声に聞こえた。
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遺跡内
吹き飛ばされてきた蒔風が、ガラリと岩の瓦礫をどけながら立ち上がってくる。
「あいつ・・・・ッッ!?」
ガァン!!!
立ち上がって頭を振る蒔風。
その瞬間、突っ込んだ穴から青年が飛び込んできて、蒔風と剣を交えてぶつかった。
「ッ゛!?オォオオオお!?」
ぶつかり合う剣と剣。
十五天帝と相手の剣が、全く同じように光り、呼び合っている。
「これは・・・・呼び合っている!?」
「・・・・・・・」
青年は答えない。
しかし、はっきりしたことがただ一つ。
相手の剣は、世界四剣だ。
to be continued
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