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世界をめぐる、銀白の翼
第四章 RE:BIRTH
レッドカモフラージュ!
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程度隠せたので、あの騒動と合わせてうまく通過できた。成功である。



「でもこれはこれで目立っちゃうよ」

「しかもくせぇ」


じーーーーーー




そんな文句を言いながら、蒔風の方をじとー、と見る二人。

顔をゴシゴシと拭き、蒔風が二人のそれに気づき、たじっ、と下がる。


「え、えっと・・・・わり」

「・・・・はぁ、まあいいけど・・・」

「いまさらおめぇに文句言ってもなぁ・・・」

「アンガトサンキュー」

「「もうちょっと悪びれよ」」



フェイトの髪についた、乾いてネトネトしたケチャップを摘み取り、ランサーの肩を拭いてやりながら、蒔風がシレッ、という。

と、そこでちょうどよく井戸を見つけ、圧水の力でバスケットボールほどの球体で掬い上げ、身体をきれいにしていく。



「な?な?これで水に流してくれよ。あ、今うまいこと言った」

さして上手いことは言えてない




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こうして、なんやかんやうまく(?)入国できた蒔風たち。



あとは目的地まで一直線だ。
ルネッサにもらった地図では、トレヴィアの隠れ家は国の南にある砂漠地帯。そこの遺跡にあるらしい。



「だけど夜に砂漠越えは危険だよ?」

「ま、何が起こるかわかねぇわな」

「そじゃね。じゃー今日はもうどっかで寝るか」

「うーん、砂しかないけど・・・どこで?」


・・・・・・・・


「次の街までは行っとく?」

「「賛成」」



しかし、銃声が聞こえ、爆撃が飛んで来るかもしれない街に、宿などあるわけがなかった。



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「おい!なんだあれ・・・・あんなんアイツら持ってたのかよ!?」

「みろ!!あいつらバルガの野郎どもじゃねェ・・・・ボルボダロンの奴らだ!!」

「俺たちが疲弊したとこ狙って来やがったのか!?」

「卑怯者のゲス野郎どもが!!!」



戦場で争う「バカ」と「クソ」の二国に、「ボケ」が攻め込んできた。
しかし、その兵器はいつも使用しているモノとは違うようだ。



数時間後、この戦いは、




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翌日


国境の近くのあの町から移動し、少し内部に入ったところの別の
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