第四章 RE:BIRTH
遊・園・地ッ!
[8/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
能してから肩を抱えて一緒に出口へと向かった。
一番の敵はヴィヴィオだったという件
------------------------------------------------------------
クラウドがお返しだと言わんばかりに高速・・・・否、猛烈な勢い、略して猛速でコーヒーカップを回してティファの目を回しているころ。
「悔しくなんかない悔しくなんかない悔しくなんかないからな!!!」
そう叫びながら、蒔風がキャンプ場でカレーを作っていた。
玉ねぎ、ニンジン、鶏肉と、スタンダードなカレーである。
焼き、ルーを煮込み、灰汁を取り
「わーーー、舜君って料理出来たんだ!」
「まあカレーだけですけどね!!」
バラバラバラ!!
そう言いながらもスパイスをどんどん入れていく蒔風
カレー、というか辛味に関しては壮絶なこだわりを見せる蒔風
というか入れる量多くないか?蒔風
最終的に食べれる人いるのか?蒔風!!
ボチャン
今何か真っ赤なから揚げが投入された気もするが、大丈夫なのだろうか?
------------------------------------------------------------
30分後
「おごォォォォォォオオオオ・・・・・・」
「ひぃぁ・・・・・・」
「ッ!っ!!!!・・・・ッッ!!」
「(ビクンビクン!!)」
真っ赤な唐揚げ「地獄唐揚げ459号」投入のカレーを食べ、皆の意識が吹き飛んだ。
カレーの色も赤茶けた赤銅色になっている。
蒔風はというと、その場から逃げだしていた。
だってそりゃそうだろう。
作り終わって「ふぅ〜」となって、みんなが「いただきま〜す!」となって口に頬張った瞬間に
「ガァァァアアアアアアアアあああ!!」とか言いながらのたうちまわったのだから。
ちなみに上記の叫びはヴィヴィオのものである。
彼女でこれなのだから、他の者の叫びは断丸魔のものどころではなかっただろう。
蒔風は直後にダッシュして逃げた。
「何故か」とかの意識はなく、何となくここにいてはまずいと思ったのだ。
------------------------------------------------------------
その数分後
遊園地のベンチに疲れ切った蒔風とクラウドがぐったりと座り込んでいた。
蒔風は後ろに頭を上げ、上を向くようにし
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ