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世界をめぐる、銀白の翼
第四章 RE:BIRTH
逃・げ・ろ!!
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ちなみに蒔風は楽しんでいるだけで、理樹は最近猫の餌(モンペチ)を山買いさせられて金欠なのだ。




だが



「?・・・おォオ?!なんかめっちゃスゴイの来てる!なんか壁とか天井走りながらめっちゃ追ってきてる!?」

「ファイズアクセルだァァアアアアアアアああ!!走れ理樹!!キレた巧は病んだ小毬より怖い!!」

「なんと!?」


「テメェらちょっと待てやゴラァ!!!」


びしょびしょにされ、さらには写真まで撮られた乾巧がめっちゃキレてた。
劇場版よろしく壁や天井を走り、迫るファイズ。







「気張れ理樹!!アクセルの加速は十秒が限界だ!!!」

「一秒が永久に感じるね!!」

「いや、実際には1000倍だから・・・・・」

「マジレスしてる暇があったら引っ張ってよ!!!(怒)」



そりゃそうだ、と蒔風が理樹の腕を掴んで加速開翼。
ファイズを振り切ったところで解除して息を整えた。


「なかなかにまずい状況だったな」

「そうだね・・・じゃ、僕はここで。これをムッツリーニに売ってくるよ」

「気をつけろよ?」

「そっちもね」




そういって、別れる二人。

しかし、理樹がどこかの部屋の扉の前を通ったところで・・・・・




ガシッ!!


「(頭掴まれて)・・・・え?」

《Excead Charge》


グイッ!(引きずり込まれる音)



「あ!うわァァァ・・・・・・・!!」




ギィーーーンΦ!!!





蒔風の背後の教室の窓から、紅い閃光が漏れ出てきた。

それだけで何が起こったのか、蒔風にはすべて理解でき・・・・





ただ、彼には涙をこぼすことしかできなかった。





「逝ったか・・・・(男泣き)」

「あなたもです」

ガシッ


「いやだぁーー!!遊ぶーー!!」

「今こうしている間にも何人かに手伝ってもらってんですよ!?早く終わらせなさい!遊ぶのはその後ですッ!!」




どうやら、彼の休みはまだ先のようだ。

しかし仕事をしているとどうにも別のことを考えてしまうようで、いろいろといきたいところが決まってしまった。




蒔風は頑張る!!その夢に向かって走り続けるのだ!!!!






to be continued


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