平和な日2
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普段迷惑をかけてるお前らがナミに恩を返す時じゃないのかよ!!」
『……』
俺の言葉に、誰も何も言わなかった。
ユウ「次邪魔したら、今度は俺がお前らを海に叩き落とすからな」
俺はそう言い、ナミの部屋の中に入っていった。見ると、ナミは汚れた地図を見ていた。
ユウ「……」
ナミ「お兄ちゃん」
ユウ「俺がここで見張っててやる。だから、今はその世界地図を書けるだけ書け!!」
ナミ「…うん!!」
そしてナミは作業に取り掛かった。それからナミは作業に没頭する。また、今まで騒がしかったルフィ達も大人しく、俺も特に何もすることはなかった。
チョッパー「大変だ〜〜!!!ナミ〜〜!!!」
すると、外でチョッパーが騒いでいた。ナミは集中するために耳栓をしていた。
ユウ「何を騒いでるんだ?」
俺は外に出て、チョッパーを注意する。
ユウ「おい、騒がしいぞチョッ…パー」
チョッパー「ユウ…」
外を見ると、前方に巨大な竜巻が発生していた。
ユウ「おいおい!なんでこんな状況になるまで放っておいた!!」
チョッパー「だって…罰金10万ベリーだってナミが」
そうだった…チョッパーは良くも悪くも俺達の言葉を信じるんだった。
ユウ「ってそんな事考えてる場合じゃない!!ナミ!!ナミ!!!」
俺はナミの肩を叩く。
ナミ「どうしたのお兄ちゃん?」
ユウ「前方に巨大な竜巻が発生してる。指示をくれ!!他の連中は俺が叩き起こす!!!」
ナミ「分かったわ!!」
俺は急いで甲板に出て、能力で全員の頭上にタライを落とす。
『イッテ〜〜〜〜!!!!!!』
ユウ「起きろ!!このままじゃ船が沈むぞ!!!」
文句を言うのを聞かず、ナミの指示を聞く。
ナミ「ルフィ!ゾロ!帆を畳んで!!チョッパー、ビビ、レモーネ!船の荷物を固定して!!お兄ちゃんとサンジ君は舵を!!面舵一杯!!!」
それぞれナミの指示通りに動く。ってロビン!本読んでないでお前も手伝え!!
ナミ「いいこと!!高波で私の大切な地図に何かあったら…あんた達、只じゃおかないわよ!」
チョッパー「やっぱり怖い!!」
そして何とか竜巻から逃れることができたのだった。
ナミ「ご苦労様。もう皆休んでいいわよ」
『ふ〜っ』
やれやれ、何とかなったか。
ユウ「それよりロビン…お前手伝えよな」
ロビン「あら、ごめんなさいね」
ユウ「ったく」
俺は軽くロビンの頭をコツンと小突いた。
サンジ「ところでユウ…」
ゾロ「よくも俺達にタライを落としてくれたな」
ユウ「えっ」
振り返ると、頭にたんこぶを作ったルフィ達がいた。その
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