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ONEPIECE 空の王者が海を征す
空の王者、遂に空へと昇り往く
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な渦潮ではないかと!!」
「ッ!マシラァ!!」
「おう、それだぁあ!!爆発の兆候だ、船を10時の方向だ急げ!!」

掴んだと確信した二人の船長の言葉がぶつかり合う、遂に見つけた突き上げる海流の爆発地点!!メリー号の両サイドに付きながら共に船を進めるが急激に波が高くなり船を飲み込まんと荒れ狂い始める、激しくうねり荒れる海に二人は笑みを浮かべながらこれならば絶対にいける!!とそしてマシラはメリー号へとロープを張りそのまま船を渦の流れへと導く。

「ちょ、ちょっとまさかこのまま渦の流れに乗るの!?」
「ああ!!逆らうなよ、なるようになれば行ける!!」
「簡単に言わないでよぉぉ〜!?!?」

マシラは大丈夫と語るが渦潮に呑まれると事前に聞かされていなかったメンバーは大騒ぎである。

「大丈夫だナミさんとロビンちゃんとビビちゃんは俺が守る!!」
「こんな大渦始めて見た……!!」
「大渦こえええええ!!!?」
「いやあああああもういや帰らせてぇぇぇっ!!?!」
「勘弁しろウソップ、もう無駄だ」
「いやぁぁぁレウスさぁぁぁぁん!!!!?」
「ちょ、ビビちゃん解ったから落ち着いて!?良い感じに首極まってる!?」
「行くぞ空島ァァァァッ〜!!!!」

大騒ぎし、ウソップとナミは今なら間に合うから渦から逃れようとルフィに懇願するが肝心のルフィは夢のまた夢の果てにあるという空島への大冒険、これを逃したら一生後悔すると酷く楽しそうなキラキラとした笑みを浮かべていた。それに唖然としている間に、船は遂に大渦の中心へと飲み込まれようとしている。レウスに竜化して今すぐ船を持ち上げてて交渉するナミだがビビによって首を極められ苦しそうに息をしていてそれ所ではなかった。

「大渦に、呑まれるッ……!!!」

遂に訪れた渦と言うレールの終着点、中心へと飛ぶかのように跳ねたメリー号はそのまま渦の中心点へと落ち粉々に……ならずに平然と水面と着地した。

「何?!消えたァ!?」
「何が起きた!?」
「あの馬鹿でかい大渦が消えたのか!?」
「ゴホゴホ……どうなってんだ……!?」

巨大な海王類であろう容易く飲み込むかのような大渦が瞬間的に消えた、謎の現象に襲われメリー号は軽いパニックに襲われていた。だがナミは僅かに水面に浮かび上がった泡を見た時全てを察した、何故渦が消えたのかその解を得た。

「違う……始まってるのよもう!!渦は海底からかき消されただけ…!!!」

始まろうとしている突き上げる海流、それを理解し身構える皆にそれを止めるかのような声が響いた。遠くから、此方へと迫ってくる黒い帆を掲げながら迫って来る大型の丸太船。それに乗っている一人の男にルフィとゾロ、ナミは見覚えがあった。モックタウンで出会った男だ。

「麦わらのルフ
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