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ONEPIECE 空の王者が海を征す
空の王者、遂に空へと昇り往く
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唯一デザインを容認し切れていないレウス、折角レウスの甲殻等を使うのならいっその事レウスのようにしてしまおうと言うウソップとビビの思い付きのせいでこうなったしまった現状に頭を抱えながら自分と同じになってしまったメリー号に恥ずかしさを覚える。

「え〜尚、このデザインにするに辺り作業をしたのはこのウソップ様と猿山連合軍の船大工及び装備開発チーム。俺たちの力作だ!!」
『うぉっ〜レウスの兄貴最高だぜ〜!!』
『この写真一生大事にする〜!!』
「……もういっそ殺せ……」

そんな事をやっている間に出航時間となりそれぞれの船へと乗り込んでいく一同、マシラとショウジョウは麦わら海賊団を空島に行くまでのサポートとして随伴。クリケットはそれに同伴せずにここで別れるという。

「猿山連合軍!!へまやらかすんじゃねえぞ!!そいつらの為に全力を尽くせ!!」
『おっ〜!!!』
「小僧!空島も黄金郷も誰一人それが絶対にないと証明出来た奴はいねえ、馬鹿げた理屈と人は笑うだろうが結構な事じゃねえか!それでこそロマンだ!!」
「ロマンか…ああロマンだ!!」
「さあ行ってこい、落ちてくるんじゃねえぞ!!」

見送るクリケットの力強い言葉と溢れ出るロマンに背中を押されて船は進んで行く、互いにないと言われ続けている物を追い求める者。それに違うはなく同士だ、海賊たちは空の海を目指して行く。

「クリケットさん!!行ってくる!!」
「おう。金をありがとよ」

いざ南へと船は進んで行く、森で捕獲したサウスバードは変わらぬ事のなく南を指し示し続けるコンパス。そのコンパスに従い真っ直ぐ南へと進む三隻の船、偉大なる航路の天候は悪くは無い良い陽気に包まれた空の下を比較的穏やかな海をかき分けて進んで行く。期待に胸を膨らませながら途中数回停止し、海流を探しつつ進んで行くとビクトリー・ハンター号の見張りが大声を張り上げた。

「園長報告します!!南西により夜が来ています、積帝雲です!!」
「本当か、今何時だ!?」
「10時です!!予定よりも早いです!!」
「拙いなショウジョウ、まだか!?」
「待て今やってる!!」

南西の方向より近づいて来ている巨大すぎる雲の塊、気流も生まず雨にも変わらない謎の雲。予測した時間よりも早く現れた雲にマシラとショウジョウは焦りを感じながら調査を続行する。此処で自分達がしっかりとサポートしなければ空島へと辿り着くなど夢のまた夢、落ち着いてうー誕ダイバーズの報告を待つしかない……ショウジョウの声とダイバーズの組み合わせによって行われるソナー調査、それが海流をつかめるかが鍵。

「反射音確認!!12の方角大型の海流を発見!!」
「9時の方角、巨大生物探知海王類と思われます!」
「10時の方角、波に逆らう流れを探知!巨大
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