第十三話
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ら、そんなことになった訳で。
「ふーん……なんか可哀想。」
この台詞もよく言われる。しかし、俺というものがそういうものなんだ。もうどうしようもない。
「そーゆー夕立は居るのかよ?」
俺は逆に夕立に質問してみた。
「うん。」
「は?」
「故郷に居る幼馴染でね。少しおとなしめの子なんだけど、優しくて、かっこよくて、私が艦娘になるって言ったときも、応援してくれるって言ってくれたし、今でもデートしたりするし…///」
「あのー?もしもしー?夕立さーん?」
…だめだ。全く聞こえてない。
しかし、夕立に彼氏がいるとは驚いた。どうしても幼い印象を受けちゃうしな。
……なんだろ。夕立の回りが薔薇に包まれてるように見えてきたのは気のせいだろうか。
「おい二号!今なら夕立のパンツ見ても気づかれないぜ!」
そう話し掛けてきたのは摩耶さんだ。ほんとにこの人は…。
「うん?どうやら大破撤退したい艦娘が居るっぽいね。」
と、主砲を構える時雨。妹大好きか。
「おーい、こっから何回か敵艦隊の目撃情報がある区域に入るからな。気ぃ引き締めて行くぞ!」
そんな茶番を演じていたら、木曾が俺達にそう言った。
「「「「「了解」」」」」
俺達は一旦会話を止め、周囲警戒を始めた。
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