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やはり俺がネイバーと戦うのは間違っているのだろうか
1.かくして比企谷隊は予期もせずそろってしまう
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本気であれを出したの?」
信じられない、というような目で俺らをみる。そういえばこいつも作文の内容を改めた方がいいと言ってたな。何でだろ?
「…………先生。申し訳ございませんが、比企谷君たちの更正の依頼は受けられません」
「ほう。さも雪ノ下でも怖い物はあるか」
「……先生。私はやれることはやってきたつもりです。ですが無理な物は無理なんです。バカは死ななきゃ治りません」
よって、必然的に無理です。と雪ノ下は付け加えた。え?何で俺たちバカ呼ばわりされたの?ひどくね。
「おい雪ノ下。総司はともかく俺が死なねーような化け物扱いやめろ」
俺は至って普通の一般の高校生だ。たかが一、二回生き返っただけだろ?
「ならせめて手元に置くだけでもだめか?」
「そうですね。わかりました。それなら受けましょう」
「そうか、なら後は任せるぞ。雪ノ下」
そういって先生は出て行った。一応、気配を探ってみるが教室の外で立ち聞きなどということはないようだ。
「それにしても、雪ノ下お前放課後はここにいたんだな」
「勉強場所にうってつけなのよ。それにしても、そんなにあなたはボーダーだとバレたくないのかしら」
「ああ。考えてもみろ俺みたいなのがボーダー、しかもA級で、あの嵐山隊より高い順位の隊の隊長、だなんなてバレてみろ。闇討ちにあうぞ」
俺たち比企谷隊は全員、自分がボーダーだということを一部の先生にしか話していない。よって、生徒はもちろん、生徒指導のポストに収まってる平塚先生でさえも知らない事実だ。二人は大丈夫だろう。顔がいいからな。俺だと、この目が存在をダメにしているからな。
「大丈夫ですよ。もしそんなことになったら、最強無敵の沖田さんにお任せです!」
「何故かしら、仕掛けた側が何人いても瞬殺される未来が見えるわ」
雪ノ下がこめかみを抑えながらぼやいた。お前、未来視のサイドエフェクトにでも目覚めたんじゃねーの。
「まあ、いい。それよりもここ何部なんだ?奉仕活動がどうこうって言ってたけど」
「そのまんまよ。奉仕部というの。基本依頼を待つスタイルよ」
「なるほど」
結局、今日は依頼は無く。防衛任務ギリギリまで、居残りそれから三人で本部へ向かった。
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