さらばアラバスタ!そして・・・
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
俺達は目的地の東の港に船を停泊させ、ビビが来るのを待っている。しかし、アラバスタに響くビビの声があった。
ゾロ「聞こえたろ今のスピーチ、間違いなくビビの声だ」
ルフィ「ビビの声に似てただけだ!!」
サンジ「アルバーナの式典の放送だぞ。もう来ねぇと決めたのさ」
ユウ「……」
ナミ「お兄ちゃん」
俺は黙って放送を聞いていた。しかし、時間は12時を回っていた。
ウソップ「おいマズい!!海軍がまた追って来た!!」
ゾロ「一体何隻いるんだよ!!」
ユウ「…仕方ない。ルフィ、出航するぞ」
俺は立ち上がりルフィに声をかける。その時、俺は持っていたネックレスを落とす。
ロビン「あら?これは??」
ユウ「ああ。万が一ビビが仲間になった時の為に用意した物だ。目くらましにな」
レモーネ「そのネックレスが?」
ユウ「ああ。ま、もう必要なくなったがな」
そう言いながら、ロビンからネックレスを受け取る。港から船が離れると…
ビビ「皆ぁ!!!」
『!!!』
ビビの声が聞こえた。
ルフィ「ビビ!!ホラ来たぁ!!」
ウソップ「船を戻そう!!」
チョッパー「海軍もそこまで来てるぞ!!」
ビビ『私は…この国を愛しています!!だけど、ある人が言いました。「人生は一度っきり、自分自身で決めろ」と!!アラバスタの皆、自分勝手な私を許してください!!私は…また皆と一緒に冒険に行ってきます!!!!!』
その言葉を聞いて、俺は動いた。
ユウ「ナミ、船はそのまま進めておけ」
ナミ「了解!迎えよろしくね♪」
ユウ「ああ!」
俺はナミにトランプを渡し、箒で港の方に飛んで行く。
ユウ「ビビ!!」
ビビ「ユウさん!!」
俺が到着すると、ビビは俺に抱き着く。
ビビ「私…自分で決めました!!皆と…ユウさんと一緒に行きます!!!」
ユウ「そうか…自分で決めたなら仕方ない!歓迎するぞビビ!!」
俺は抱き締めると、ビビが持ってる電伝虫を取る。
ユウ「あ〜あ〜、アラバスタ及び海軍の連中に告げる!!アラバスタの王女、ネフェルタリ・ビビは麦わら海賊団の副船長である波動のユウが頂いた!!」
俺の言葉を聞いた海軍は、驚きの表情になってるだろうな。
ユウ「いやいや、コブラ国王の娘は人を疑う事を知らない箱入り娘なようだ。まんまと私の罠にかかってくれたんだからな!!後、海軍に言っておくが、俺達に攻撃してみろ。いつでもビビ王女の首は吹き飛ばす事が出来るんだぞ?この爆弾付きのネックレスでな♪」
俺は念のために用意していたネックレスをビビに着ける。
ユウ「これは俺が作った代物でな!一度首にかけると、そいつを認識して俺以
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ