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その日はいつかやって来る

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の柱だ」
「何? 私に口答えしようって言うの、雪之丞?」
「いや、そうじゃなくて… 別の方法考えないか?」
「ワッシもヨコシマサンを助け出すなら、もっといい方法があると思うんジャー」
「あの契約を破棄させるには、ルシオラを殺すか、契約書を破壊するしか無いのよっ! ほらっ、逆天号っ、いつまでチャージしてんのっ? これだけ生贄がいたら十分でしょ!」
『了解… 断末魔砲発射……』
 ギャアアアアアアアアッ!!
「文句があるんなら、あんたらも一回死んでみる? 良い生贄になるわね」
「「いえっ、すぐ作業にかからせて頂きますっ!」」
(この女… 最初からこれが目的だったのか…… 悪魔めっ)

《なあ、キーやん。 あいつらってアシュタロスより怖ないか? それに摩擦どころか、あそこだけプチハルマゲドンや》
《そうですね、それに世界が5つに分かれたのは、斉天大聖が天界で暴れて以来ですから、また破滅が近付いています》
《さよか、ほんなら実は「勇者ヨコシマ」は双子やった言うオチでどないや?》
《ベタですが仕方ありません、昔、彼が志願した時のように、また分離させても良いでしょう。 それと人間が生まれなくなって滅びかけている人間界と月神族は、ルシオラの創った世界と統合と言う方向でどうでしょうか?》
《せやな、あんじょう頼むわ。 良かったらそっちに混ぜたって》
《いえ、あの世界は、ヨゴレすぎているので、もう天界に迎えるのは不可能です》
《…………》

《進化した人間達は、宇宙に旅立ってしまいましたから、摩擦も我々も不要なのですが、彼らはあれで楽しんでいるのでしょうか?》
《アシュやんと横っちは、基本的にM(マゾ)やからええんやけどな、そろそろ手仕舞いにして、最初からやり直そか。 ブっちゃんもアーちゃんも出張って、太陽系で綺麗事教えたったらええねん。 また勝手に変な解釈して、面白いほど殺し合いしてくれるで》
《そんな時期ですか、私もそろそろ現世に降りる準備をしましょう》
《頼むで〜、ズビシッ! と決めたってや》
《…分かりました》

 神聖結界内。
 ゴゴゴゴゴゴゴゴッ! キューン、ズバーーン!!
「うわぁ、あのへんって地獄ね… バカ犬も追い出されたし、やっぱりどっちも鬼か悪魔ね」
「何か言った? タマモママ」
「う、ううんっ、何もっ…」
「ほら、私の体ってコスモプロセッサーじゃない? うっかり口にしたり、指を鳴らしたりすると、願いが全部叶っちゃうのよ。 だ・か・らぁ、変な事言うと、体がどこか知らない次元に飛んでっても知らないからね(ニッコリ)」
「うんっ、分かった、分かったから追い出さないでっ」
(あのプライドLLLのタマモが、俺も逆らったらどうなるんだろう……?)

「ばぶぅ」
「はいはい、続きね。 それから長〜
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