終
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ても驚きませんよ」
「アシュ君はアタシを触媒にして産まれただけって言ったでしょ? だ〜か〜ら〜、アタシとは血が繋がってないし、ポチもお父さんじゃないのよ。 さあ、話の続きはベッドの中で(ニヤリ)」
「うっ、うわああ〜〜〜〜っ!!」
「もうっ、アシュ君ったら、照・れ・屋・さんっ(ハート)」
「アシュ様、かわいそうでちゅ…」
「ねえ、ベスパ」
「何だ、ルシオラ?」
「出てって」
「えっ?」
「今までは妹だと思って置いてたけど、あれじゃアシュ兄が持たないわ」
「でも…」
「アシュ兄って、今は私のお兄ちゃんなの。 ダーリンが前世で造った上級魔族は私と二人だけ。 だからこの世に一人しかいない、お兄ちゃんが苦しむ姿は見てられないのよ」
パチンッ!
「ああっ! ベスパちゃんっ、足元に魔法陣がっ!」
「待てっ! 話せば分かるっ!」
「さよなら、ベスパ(ニヤリ)」
「うわああっ! 絶対戻って来てやるっ! アシュ君はアタシのもんだ〜〜っ!!」
(ひ、ひどい、あいつらの時と一緒じゃないか… ベスパも外に放り出されたのか…)
「何事だっ? それにアシュタロスが真っ青な顔をして走って行ったぞ」
「いつもの事でちゅよ……」
「それより女王、またメフィストの軍勢が障壁を破ろうとして、ボーリングマシンを繰り出して来たぞっ」
「オホホホッ、いくら来ても全部塩の柱に変えて、こっちに召還してあげるわ。 私の味方が増えるだけよ」
「しかし、ジーク殿の情報によると、奴は既に旧王国の領土を制覇したらしい。 全兵力1500万を号し、サタンに匹敵する魔体を建造しているとも聞く、本当に大丈夫なのか?」
「大丈夫よ神無ママ、あの「バカ」にはダーリンの魔体は倒せないんだから」
「その、ママと呼ぶのはやめて貰えないか? 私はまだ子供を産んだ事も無いのだ」
「いいの、前世では可愛がってもらったから、朧ママと一緒にずっとここにいてね。 でも、メフィストとかエミって人を見てると、何だか凄く腹が立って来るのよ」
「………」
「ばぁぁ、う〜〜」
「はいはい、続きね」
(何か外が凄く騒がしいんですけど… 首輪、外してくれないかな…?)
ルシオラの聖地、神聖結界の外。
ギュオオオオオンッ! ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!
「オラ〜〜!! さっさと結界ブチ破れ〜〜!! ルシオラの首持って来〜〜いっ!!」
「あ〜んっ、今日のメフィストちゃん怖い〜〜っ!」
「ピートはあの中よ〜〜っ! ほら、そこっ! サボってたら命が無いワケ」
「アシュく〜〜〜ん!! すぐにアタシが迎えに行くからね〜〜〜っ!!」
「先生〜〜〜っ!!」
「(また一人増えたな……)なあ大将、あれじゃあ死人が増えるだけだぞ… 境界近くで作業してるだけで、ほとんどの奴が塩
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