外伝〜メンフィル・エレボニア戦争の和解調印式〜 第4話
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等ない事が理解していないのか?」
「……七耀教会が”騎神”が古代遺物でない事を認めている………?それは一体どういう事ですか?」
シルヴァンの指摘を聞くと困惑の表情でシルヴァンに問いかけた。
「では逆に聞かせてもらうが…………七耀教会―――いや、”星杯騎士団”は何故貴族連合軍の切り札である”蒼の騎士”と呼ばれている”騎神”を回収、並びに”蒼の騎士”の”起動者”を抹殺する所かそれに類似した行動を一切しない?」
「!!そ、それは…………」
「”星杯騎士団”……?あの……その”星杯騎士団”とは一体どういうものなのでしょうか……?」
「御二方の口ぶりからすると七耀教会に属している組織のように聞こえますが………」
シルヴァンの指摘に目を見開いたカラント大司教が顔色を悪くして答えを濁している中シルヴァンの口から出たある言葉が気になったアルフィン皇女は不思議そうな表情で訊ね、ダヴィル大使は戸惑いの表情でシルヴァン達を見つめた。
「―――その様子だとどうやらさすがのオリヴァルト皇子もダヴィル大使はともかく、妹姫にも”星杯騎士団”の存在を教えていなかったようだな。セシリア、二人に”星杯騎士団”について軽く説明してやれ。」
「かしこまりました。―――”星杯騎士団”とは古代遺物の調査・回収を担当している七耀教会の”封聖省”に所属している組織でして。古代遺物の回収の際に古代遺物を隠し持って利用している者や古代遺物を狙っている者との戦闘の発生、そして古代遺物自身が危険物の可能性もある等様々な”荒事”が発生する事が考慮され、”星杯騎士団”に所属する神父、シスターは非公開ではありますが相当な凄腕―――最低でも正遊撃士クラスの使い手達が所属しているとの事です。」
「そ、そのような組織が七耀教会に………」
「!そ、そう言えばお兄様が王太女殿下達と共に巻き込まれた”影の国”事件で七耀教会の神父やシスターの方とも協力したというお話を聞いた事がありますが、もしかしてその神父の方達も”星杯騎士団”の方なのですか……?」
シルヴァンに促されたセシリアの説明を聞いたダヴィル大使が驚いている中ある事に気づいたアルフィン皇女は信じられない表情でクローディア姫に視線を向けて問いかけた。
「え、えっと……それは………」
アルフィン皇女の問いかけに対してクローディア姫はカラント大司教を気にしながら答えを濁したが
「………殿下の仰る通り”影の国”事件でオリヴァルト皇子殿下達が出会った神父達は”星杯騎士団”に所属する者達です。」
「カラント大司教………」
カラント大司教が疲れた表
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