暁 〜小説投稿サイト〜
その日はいつかやって来る
14
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
何言ってるか分かってるのかい?」

「ふふっ、甘いでちゅねアズエル、エディフェルが死んだ後、次郎衛門の妻になるのは、妹のリネットと相場は決まってまちゅよ」

 ちなみに、私は偽*者のリズエルではないぞ。 それは多分、小竜姫だ。 胸の大きさも含めて…

「訳の分からない事を言うなっ、私は既にヨコシマの妻だ。 月神族に苗字は無いが、私の名は「横島神無」だと女王も認めている」

「え〜っ、じゃあ私も「横島朧」よ」

「違う、お前は私の予備として体だけ送られたのだ、だから魂の恋人、永遠の本妻は私だけだ」

「なんですって〜〜っ!」

「あの… 私、前世では何度も、叔父様の妻だったそうです、だから…」

「「お(あなた)は黙っていろ(いて)」」

「ご、ごめんなさい…」

 あの二人に唯一対抗できそうなシルクも、あっさり撃墜されてしまった。 誰かこの抗争を終わらせて、私に休暇をくれ、もうゆっくりと休みたい。 あ… 産休でもいいかも(ポッ)

「じゃあハヌマンは、他の女にに取られる前に、お前が産みなおしてやるか」

「そ… 絶対そうするでちゅ! あたちが教えて貰った技で… また鍛えてやるでちゅ…」

 そう言われ、頭を撫でられると、ボロボロと涙を流し始めたパピリオ。 二人とも、大切な人の復活が望みらしい。

「さっきも思いっきりしたでちゅから、これからデキるまで、また毎日するでちゅ」

 卑猥な手付きをして、あいつの股間を撫でるパピリオ。 このメンバーの前でよく言えたな、命が惜しくないのか?

「なんだとっ! いつの間にっ!」

 刀に手をかけて怒る神無。 こいつがキレれば誰も助からない。

「じゃあ、これから神無が一人で24時間、毎日「すりむける」までして、昔みたいに手で蓋して泣くまでするか?」

「あっ、あれは駄目っ、頭がおかしくなっちゃうから… でも、アンドロイドは使っていいけど、生身の女と浮気しちゃ嫌っ」

 急に女言葉になって、股間を押さえる神無。 さっきの私達のように、もの凄い事をされたんだろう。 もしかして、結ばれた後に死んだと言うのは、ヤリ殺されたのか?

「ポチは一晩中するでちゅから、交代でしても足りないでちゅ。 昔、小竜姫も「もう許して」って毎晩泣いてたでちゅから、タマモとか、そこのおキヌも入れないと、体が持ちまちぇん」

「やっぱりそうだったのかっ」

 他の女達も囲って、次々に孕ませて行ったあいつ。 だがルシオラは産まれて来なかった。 ルシオラの名や、メフィストの名が再び歴史に出て来る時、破滅も共にやって来る。 その予言を信じ、こいつの子や母体となる女を殺し、終局を先延ばしにしようとした愚か者も多かったが、それこそが破滅の引き金だったのだ。

「ルシ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ