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ウが開いて、涙とよだれと鼻水と(ぴー)を垂らして、ヌルヌルになっているベスパとパピリオの顔が表示された。 気絶してもまだ喘ぎながら痙攣している、造物主と同じ存在に抱かれて、余程気持ち良かったのだろう。
『ああもうっ、月の女王様といい、神無ちゃんと言い、どうしてお前みたいなボケナスにコロッと騙されるんだろうねえ?』
月の女王までヤっていたのか? まあ一度でも「アレ」をされてしまえば、もう薬物中毒と同じで、「お注射」してもらう為なら、どんな恥ずかしい「おねだり」でもしてしまうだろう。
しかしグレートマザーを泣かせるとはさすがだ。 いや、私ももう、義理の娘なのだから、母上に不敬な感情を持つのはやめよう(ポッ)。 私の方が倍ぐらい年上だが。
『それにこっちの子、まだ小学生じゃないだろうね?』
「心配するなよ、こう見えても二人とも988歳の合法ロリババアだ。 (ボソッ)初体験は4歳だったけどな」
『今なんて言った? そっちのあたし、すぐに起きてこいつを殺して』
「魔族だから、産まれてすぐ大人なんだよ。 見た目がチビッ子なのは造った奴の趣味だ」
アシュタロスはロリコンだと言うのか? それより、いつまでも成長しないパピリオを平気で抱いて、体中の穴という穴を汚した、こいつの方がホンモノだ…
『まさか、そこの「目付きが悪かった」お姉さんも、私の娘じゃないだろうね? そんな可愛らしい顔になっちまって』
グレートマザーに見られて、小娘のように動揺する私。 どうしよう? こんな時は「息子さんを私に下さい」だったか?
「あ、はい、先程お会いしましたね? 私は魔族の軍から派遣されたワルキューレと言う者です。 今後、息子さんが魔界に行っても、案内役としてお仕えする予定です、キャッ(真っ赤)」
いかん、「お仕え」と言ってしまった、これでは私が「性の奴隷」なのがすぐに分かってしまう。
『やっぱり。 何回ヤられたの? もう「孫」ができてるんじゃないだろうね?』
「そんな… 何回だったかなんて、途中に何度も気を失って覚えていません(ポッ)。 それと、こっちの大きい方、ベスパがアシュタロスを、私がルシオラを産む事になっています、母上」
文字通り、開いた口が塞がらないグレートマザー。 私は余りにも嬉しかったので、ちょっとキャラが壊れていて、後で顔から火が出そうなセリフも平気で言っていた。
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