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その日はいつかやって来る
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で寝てる。 逆天号はこっちと同化して一隻になった」

「えっ? あたしより先に「ヤっちまった」のかい? 昔は妙神山でよくヤってたそうだから」

「その手があったな、気絶してる間に縛り上げて、録画しながらヤリまくっとけば良かった。 保存してあるのは昔のビデオしか無いし」

「何だとっ! 貴様パピリオにまで手を出していたのかっ!」

「だから何であんたが怒るんだよ。 まさか、まだポチとヤってない女って、あんたの事か?」

「いいや、昔、俺が情報を聞き出した時に、報酬の替わりに…」

「言うな〜〜〜っ!」

 私もミカミの事件の後、こいつが哀れだったからつい… しかし、魂を抜いて楽にしてやろうとしても、取れなかったのでおかしいとは思ったが、まさか魔神の卵だったとはな。

「そうかい、じゃあ、あたしやパピリオがヤってても文句言えた義理じゃないだろ。 あの小竜姫だって、パピリオと3Pで毎日毎日、ドーブツみたいにサカってたそうじゃないか」

「そ・お・な・の・かっ?」

 思わず銃を抜いて、あいつに突き付けてしまった私。 このような無礼が許されたのは、私が女として本気で嫉妬していたからだろうか? それともあれが「お約束」だったからだろうか。

「あれは罰だ、令子を消した罪を一身に受けて、身も心も捧げてくれた訳だ。 だから神族は嫌いでも、小竜姫だけは逆天号に入れた。 まあ、900年も昔の話だから、もういいだろ?」

「良くない、それからも会ってたんだろう?」

「いいや、追い掛けて来ないように、別れ際に記憶は消して、何も無かった事にした。 月にいた頃は神無が見張ってたから、浮気はできなかったし、誰とも会いたくなかったな。 まあ、月神族は中立だったから、取り引きもしたし、守ってやったりもしたけど」

 私と目を合わそうともしないこいつ。 何故人間に、いや、魔神に汚された小竜姫が、人間界や魔界に堕とされないのだ? 絶対密告してやる… 待てよ? こっちに来られたら困る、開き直って「責任を取って下さい」なんて言われたら、邪魔者が一人増えるだけだ。

「ほら、さっさと出て行きなよ、パピリオが起きる前に、ズビシッと一発ヤって妊娠しとくからさ」

「何だとっ?」

「じゃあ、あんたも一緒にするかい? あんたがルシオラ産んでくれたら、あたしがアシュ様産むからさ」

「きっ、きっ、貴様ーーっ!」

 そこで、あいつに後ろから抱き締められて、耳に息を吹きかけられた途端、全身から力が抜けた。

「だ、だめぇ、ベスパが見てるぅ」

「あんた、中々可愛い声出すじゃないか、軍隊で後輩達可愛がってやったみたいに、あんたもたっぷり喜ばせてやるよ」

 そうだ、ベスパはアシュタロスに操を立てていたのか「女専門」だった、
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