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その日はいつかやって来る
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「じゃあポチも一時開放してやろう。 本当に俺の役をやってもいいぞ、文珠やるから小竜姫と同期して合体するか?」

「神族とそんな事ができるかっ、それにこれは人間の問題だ、我々は介入できん」

「そうか? 魔神か天使が暴れてるとしても介入しないのか?」

 確かに… もうこいつはアシュタロスと同等だ。 だがこれが「被害」ではなく「回復」だから、どちらも余計に混乱しているのだ。

「さあ、周りを包囲している艦隊を支配するぞ。 逆天号、地球に反物質弾の雨を降らせてやるって脅してやれ」

『了解』

「出でよっ、我が眷属達っ「でちゅ」…」

 こいつは残っていたパピリオの帽子を被って、指を高く掲げた… 反物質弾? 今度も人類のためになる事だと信じよう… こんな時は手のひらに「人」と書いて、飲み込むんだったか? また部屋に戻って倒れたい……

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