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その日はいつかやって来る
04
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。 中立の月神族に預けたいと言い出した》

《命令に変更は無い、繰り返す、命令に変更は無い》

《そんな状況ではないっ、奴はアーマゲドンでも始める覚悟だ、司令部に…》

「軌道エレベーターか、軌道リングに断末魔砲を打ち込んでやろうか? 落ちれば一瞬で人類全滅だ」

《聞こえたか? この船は名前通り、千年前のアシュタロスの兵鬼以上の力があるはずだっ、神族に船は諦めろと言えっ》

《司令部に連絡を取る、別命あるまで待機しろ、それまで「なだめて」おけ》

「古いな、無理なら殺せか、できるのか?」

 何故だ… さっきの奴とは別人のようだ、どうしても勝てない気がする。 あのアンドロイドのように、体が強化してあるのか…

「もし殺せても無駄だぞ、昔の逆天号みたいにパピリオのペットはいないけど、さっきの隊長や、グレートマザークラスのアンドロイドは腐る程ある。 今も生産は止めてないから、何千体あるのか俺も知らない」

 悪夢だ… 私的にはデフコン1だ。

「そうか、みんなの霊体を記憶させて、それ以外殺して行けば、誰がどこに転生したか分かるな。 よし、逆天号、断末魔砲チャージ」

『了解』

「やめてくれっ!!」

「冗談だって言って欲しいか?」

「ああ」

 私はまた歯を鳴らして怯えていた… また? 前はいつだった? こいつに怯えるなど有りえないはずだ。

「おかしいな? カオスのおっさんが生きてる頃なら、チャージしようとした途端、おふくろかマリアがすっ飛んで来て殴り倒してくれたのにな? さっき倒れたまま、まだ寝てるのか? 隊長〜っ! 俺、今、人類の敵ですよ〜〜っ!」

 頼むから早く再起動してくれ。 小竜姫、さっさと起きろ、さもないとお前の世界も無くなるぞ。

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