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ければ、今までも話せたはずです」
「いいえ、もしパピリオまで、貴方達みたいな薄汚い二枚舌になってるなら、二度と会いたくありません。 さようなら、小竜姫様」
随分と嫌われた物だな、小竜姫よ。
「まだ話は終わってません、貴方は…」
「Gマザー、アクティブ」
『了解』
マザー? 何の事だ、まさか…
「ちょっとアンタ、神様か何か知らないけど、うちの息子あれだけ泣かせといて、よくこの家の敷居跨げたねえ」
「ヒッ!」
速いっ、アンドロイドか? 消耗しているとは言え、一瞬で小竜姫の後ろを取るとは。
「まあ事務所でゆっくり話でも聞こうか? こっち来なさい」
「ま、待って下さいっ、まだ話し…」
ボコッ!
一発か? 小竜姫でも一発なのか? 一体何千マイトあるんだ? 確かにこんな物が何体か降下すれば人類が滅びる… 量産されれば神界も魔界もただでは済まんぞっ、この任務はこれが目的だったのか?
《アンドロイドが小竜姫を一撃で倒した、こいつの捕獲は不可能だ》
《了解、標的のみを連れて速やかに脱出せよ、追撃を受けた場合、安全は保障できない、我々も撤退する》
そうか、下らない任務かと思ったが、中々危険な任務じゃないか、ゾクゾクするな。
「まあ、こんなのは、こっちに置いといてと」
言葉通り、通路にゴミと一緒に放置される小竜姫… 無様だ。
「おふくろ、それ神様だからな、罰当たっても知らないぞ」
「罰が怖くて母親やってられるかっ、着払いで送り返してやるよ。 それより神無ちゃん、よく来てくれたね」
「はっ、ドクターカオスが亡くなられたと聞いて、飛んで来ました」
「そう… でもあの人も「早くお迎えが来て欲しい」って言ってたから、お祝いしてもいいぐらいなのに、このバカがビービー泣いて。 それよりお前はシャワー浴びて、髭剃って来いっ!」
「ギャッ!」
こいつが横島専用お仕置きアンドロイドか、さすがに自分より強く作ったと言われるだけの事はある。 私もこれ以上余計な事を言えば、小竜姫と同じ運命だ。
「このバカッ! また布団の上散らかしてっ、マリアちゃんバラバラじゃないのっ、さっさと片付けないと、シーツと一緒に洗濯するよっ」
「そんなすぐに治ったら苦労しないんだよっ! 絶対触んなよっ!」
風呂場のドア越しに、わめき合う一人と一台。 この哀れな親子ごっこも延々と続けられて来たんだな、何百年と…
「それで? そっちの目付きの悪いお姉さんは、タマちゃん人質に取って、息子を悪い遊びに引き込もうって魂胆だね?」
「はっ?」
あいつが風呂場に入ったのを確認すると、グレートマザーの視線がこちらを向いた。 考えろ、小
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