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ハルケギニアの電気工事
第01話:私は何処?此処は誰?
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「なんじゃ?」

「まず、なんで神様が微惑星の並びなんて直していたんだ?微惑星って言ったらアステロイドベルト辺りだろ?あんな遠くにある微惑星の事でそんなことをする必要性が判らないんだが?」

「いや〜。ちょっとこの前他の神様達と宴会やったんだが、調子に乗って宴会芸で賭けをしての。儂最下位じゃった。その罰ゲームみたいなもんじゃよ。
元々地球に落下しそうな微惑星があったので、このままじゃまずいと言うことになって誰かが軌道の修正に行かなければならなかったんだが、あそこは暗くて寒いから行きたがる神様なぞいなくての。結局くじ運が悪かったということじゃな。」

「神様がそんなことをやっているのか?大体くじ運の悪い神様って信じて良いのか?神頼みも考え物だな。
本当にいい加減なのか、真面目なのかさっぱり判らんが、まあ仕方ないか。それでは、次の質問だが、ここってどんな世界だ?この世界で生まれ変わって暮らす以上、最低限の知識は貰えるんだろうな?」

「もちろんじゃ。まず、この世界はおまえも良く知っている『ゼロ魔』の世界じゃ。現在地はアルビオン王国のサウスゴーダ近郊、ウェストウッドの森と言えば判るじゃろ。」

「なっ、なぜ俺が『ゼロ魔』を知っていると?」

「おまえの愛読書くらいはお見通しじゃ。おまえの記憶も確認済みじゃからの。今も鞄の中に何冊か入っているのじゃろ。いい歳をして、おまえも好き者よの。」

「どっかの悪代官様じゃあるまいに、ラノベ読むくらいで好き者呼ばわりはないんじゃないか?大体俺は『涼宮ハ○ヒ』も大好きだぞ。」

「あっちの世界に行かせても良かったんじゃが、こちらの方が波瀾万丈で面白そうじゃからな。」

 確かに波瀾万丈と言えばそうだろうな。しかし、こっちは戦争もあるし、貴族と平民では生活面で苦労が違いすぎるから、うかうかするとすぐにあの世行きだろう。

「大体の話はわかった。つまり、俺は良くある二次小説の転生とかになるわけだな?」

「そうじゃ。一応貴族として転生させるつもりじゃが。何か希望があれば出来る限りかなえよう。」

「良いのか?それなら、貴族になれるのなら魔法の能力か。『ゼロ魔』の世界だと魔法のクラスは土のスクエアと水のトライアングル位は最低でも欲しいところだな。
ついでに魔法を開発する能力と身につけている物なら何でも媒体に出来ること。あと魔力無尽蔵。これ位か。
あっ、そうだFF]の召還魔法とかDQの攻撃系や回復系の魔法も使ってみたいのだが。」

「思いっきり大きく出たな。まあ良い、どれも5歳くらいから使えるようにしてやろう。
しかしFFXやDQの魔法はいきなり出来るようになっても怪しすぎるじゃろ?そちらは10歳以上に限定するぞ。」

「10歳以上?う〜ん、まあ良いか。使えるのな
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