俺の前に現れたのは・・・
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ユウ「……」
暗い。それに、身体が動かない…ああ、そうか。俺は爆発に巻き込まれたっけ。って事は死んだのか。
『いえ、貴方はまだ死んではいません』
誰だ?
『私は、貴方をこの世界へ送った者です』
送った?どういうことだ??
『貴方は、前の世界で私達神のミスで命を落としてしました。そのお詫びに、今あなたがいる世界へ生を授けたのです』
新しい世界って…ちょっと待て。俺にはそんな記憶なんてないぞ。
『はい。それは私が貴方の記憶を封じていたからなのです』
何故だ?
『本来、新しい世界へ生を授けるという事は、前世での記憶が邪魔になる事があるのです。それを考慮して、貴方の記憶を封印したのです』
封印か。何で消さなかったんだ?新しい世界へ行くなら、前の記憶は必要ないだろ?
『本来はそうなのですが、もし記憶を取り戻した場合、貴方に授けた力を思い出す様にしていたのです』
力?
『はい。ですが、その力は本来この世界には存在しないものです。記憶を取り戻さずにいればよかったのですが、今回のようにこれから強い敵もいます。ですので、貴方に授けた力を解放しようと思い、こちらにお呼びしたのです』
なるほど。で、どんな力なんだ?
『それは、貴方が目覚めた時に記憶が思い出します』
そうか。…ん?ちょっと待て
『なにか?』
なぁ、俺がここに来る条件は何なんだ?
『ここに来る条件は、死んだもしくは死にかけている事です』
なるほど、死ぬか死にかけてる時だけ…おい〜!!って事は俺死んだのか!!?
『いえ、死にかけているだけです』
どっちも同じだろうが〜!!!!
『安心して下さい。この話が終われば貴方は目を覚まします。死ぬことはありません』
よかった〜。それ聞いて安心し…
『ですが、早く目を覚まさないと本当に死んでしまいます』
ならとっとと目を覚まさせろ〜〜!!!!!!!
『それではごきげんよう。お元気で』
何処が元気になれるんだ〜〜〜〜〜〜!!!!まてクソ女神〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!そして俺の意識はそこで途切れた。
ビビ「ユウさん!!目を開けて下さい!!」
ナミ「起きて!!起きてよお兄ちゃん!!!!」
レモーネ「ユウ!!貴方、私を守ってくれるんでしょ!!起きてよ!!!!!」
私は、未だに目を覚まさないお兄ちゃんに向かってそう叫んでいた。爆発に巻き込まれたお兄ちゃんをビビの護衛のペルって人が助けてくれた。そして、急いで私達の所にお兄ちゃんを連れて来たのだ。
サンジ「おいチョッパー!!なんとかならねぇのか!!!」
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