俺の前に現れたのは・・・
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チョッパー「やってるよ!!だけど、出血も酷いし薬も足らない。ここじゃまともな治療ができねぇんだよ!!」
ゾロ「ならさっさと移動させるぞ!!」
サンジ「どこにだよ!!まともに薬が揃ってる場所あるのかよ!!」
ウソップ「じゃあどうするんだよ!!!!」
チョッパー「せめて、ユウが意識を取り戻してくれたら移動させることができるのに」
泣きながらチョッパーが言う。だから私達は、お兄ちゃんを目覚めさせるために声をかけていたのだ。
ユウ「うっ…」
すると、お兄ちゃんが目を覚ました。
ナミ「お兄ちゃん!!」
ユウ「ここ…は?」
ビビ「時計台下の広場です!!」
レモーネ「目を覚ましたのね!!」
ナミ「……」
ユウ「ナミ?」
目を覚ました俺だが、ナミが急に抱き着いてきた。
ナミ「本当に…よかった」
ユウ「ナミ…」
ナミ「心配した!!また…いなくなると思って!!!」
そうか…アーロンにやられた時の事を思い出したのか。もう心配かけまいと思っていたのにな。悪い兄貴だ。
ユウ「……」
俺は泣きじゃくるナミを優しく抱きしめ。頭を撫で背中を撫であやす。流石にビビもレモーネも、その光景に何も言わなかった。
ユウ「大丈夫だ。もうお前達を置いていなくなったりしないから」
ナミ「グズッ…うん」
泣き止むまで、俺はナミをあやし続けた。俺が生死をさまよっている間の話を聞く。ルフィはどうやらクロコダイルに勝ったようだ。なら、後はやることは1つだ。
ユウ「ビビ、急いでコブラ国王を探して、民達を安心させてやれよ」
ビビ「はい!それじゃあ皆も…」
サンジ「ビビちゃん、分かってんだろ?俺達は札付きだよ。国なんてもんに関わる気はねぇ」
チョッパー「俺は腹が減った」
ナミ「勝手に宮殿に行ってるわ。ヘトヘトなの」
そしてビビは広場へと走っていった。それを見送ると、俺を含めた全員がその場で倒れた。
ユウ「お前らも無理して」
俺の膝を枕にして寝てるナミとレモーネを見ながらそう呟く。さて、どうするか…
「見つけたぞ!!」
ユウ「チッ!海兵か!!」
こんな時に!!
たしぎ「彼らを捕まえる事は許しません!!」
すると、聞いたことある声が聞こえる。
「曹長!!限られたチャンスです!!奴等が意識を取り戻しては我々の力では…」
たしぎ「これは命令です。今…あの一味に手を出す事は、私が許しません!!」
「な…何故ですか!?全員揃って今…格好の餌食なんですよ!!!」
ユウ「誰が…格好の餌食だって」
俺はフラフラになりな
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