暁 〜小説投稿サイト〜
【WEB版】マッサージ師、魔界へ - 滅びゆく魔族へほんわかモミモミ -
あとがき
あとがき
[1/3]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
映画『ジュラシックパーク』に、こんなセリフが出てきます。
「Life finds a way.」
これは、蘇らせた恐竜たちを閉じ込めているテーマパークの研究者が、
「ここにはメスしかいないので繁殖の恐れはない」
と管理への自信を口にしたときに、登場人物の一人である数学者マルカムが言ったセリフです。
find a wayは「道を見つける」ということですが、特に困難や障害などにぶち当たった状況で、苦労して道を探し出すときに使われる言葉だそうです。
つまり、マルカム博士のこのセリフは、
生物はどんな苦境に置かれようが、必ず生き延びる道を見つけますよ――
ということですね。
(実際、作中ではその後繁殖が確認され、パークの構想は見事に崩壊します)
超有名作品を私ごときが語るのはおこがましいのですが、この「Life finds a way.」という言葉はとても印象に残っています。
さて。
拙作『マッサージ師、魔界へ』を最終話までお読みいただき、心より感謝申し上げます。
ここではあとがきと致しまして、本作の『魔族』および、『マッサージ師』について説明をさせて頂こうかと思います。
まずは魔族についてです。
本作「マッサージ師、魔界へ」の世界では、魔族は人類の進化系であります。
そう。進化系、なのですが。
人間の一部が魔法を使えるように進化したら……と考えたとき。
――迫害されるだろう。
というのが私の考えです。
異論はあると思いますが、地球の近世未満の文明レベルしかない世界に魔族が誕生すれば、きっと瞬く間に全滅の危機を迎えるでしょう。
ですが、では素直に全滅するのか?
となれば、それもまた違うのかなと思うわけです。
誰かが、何とかして、生き延びる道を模索してゆくことになるでしょう。
本作で言えば、ルーカス氏のご先祖様は迫害された同胞をまとめあげ、単一種族国家を立ち上げることで危機を脱しました。
では、魔族の国が誕生したら……と考えたとき。
――どんどん弱体化する国が出来上がるのではないか。
という答えが出てきました。
魔法は体一つあれば出せてしまうとても便利なものです。
全員そんなものを身につけている国が強くなっていくわけはない。
これまた異論はあると思いますが、私はそう思いました。
ですが、では種族は国ごと滅ぶのか?
となりますと、やはりそんな結果にはならないでしょう。
国は滅んでも種族としては生き延びようとするでしょう。
しかし人間は魔族を皆殺しにするので、国が滅んだら生き延びられる場所がありません。
ではどうするか?
ならば、さらに何か
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ