暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第4章:日常と非日常
第106話「海水浴・前」
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体操は既に済ませておいたから大丈夫だ。

「所で優輝さん、似合ってますか?はやてちゃんが選んだ水着なんですけど...。」

「ん?そうだなー。」

 リインの水着はスカイブルーのワンピース型で、縁が青色になっている。
 また、腰回り帯なようなものがあり、青いリボンがついている。
 その下は三層のフリルがスカートのようになっていた。

「うん。清楚で涼しい感じがして似合ってるよ。それに可愛いし。」

「ほ、ホントですか!?えへへ...嬉しいですぅ〜。」

 “へにゃ”と表情を崩し嬉しそうに笑うリイン。
 ...うん、この子天使だ。凄い癒しになってくれてる。

「わぁああ!この子すっごく可愛いよ!あたし達の所に来てくれないかなー!」

「ひゃぁああっ!?」

「葵!いきなり後ろから抱き着くのをやめなさい!」

 リインの純粋さに中てられた葵は、リインに後ろから抱き着く。
 リインは突然の事に驚き、椿はそんな葵を窘める。

「とりあえず、人目にも付くから行くぞー。アリシア達が待ってるし。」

「あ、そうだったね。」

 司や奏も先に行っている。僕らも早く行かないとな。

「じゃあ、今日は存分に遊ぼうか。」

「はいです!」

 偶には箍を外して楽しむのもいいだろう。

 そう考え、僕らはアリシア達の下へと走って行った。








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