第4章:日常と非日常
第106話「海水浴・前」
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か全員が決まる。
士郎さんの所に桃子さん、恭也さん、美由希さん、忍さん、ファリンさん、シグナムさん、シャマルさん、ザフィーラさんが。
プレシアさんの所に、僕と椿、葵、司、奏、リイン、父さん母さんが。
ノエルさんの所になのは、フェイト、はやて、アインスさん、ヴィータ、アルフさん、織崎が。
鮫島さんの所にアリサ、すずか、アリシア、リニスさん、司と奏の両親が乗った。
「それじゃあ、今度こそ出発ね。」
「レッツゴーです!」
それぞれが乗り込み、出発する。
プレシアさんの言葉にリインは元気よく声を上げ、楽しそうだ。
「...ふと思ったのだけど、リインは大きくなった時に御守りはどうしていたのかしら?」
「あっ、そういえば...。」
椿がふと呟いた言葉に、葵もそこで気づく。
「えっと...ずっとそのままにしておいたのですけど...。」
「あー、それなら変身魔法でついでに大きくしておいたんだ。元々、創造魔法で小さくしたから、変身魔法で大きくするぐらい容易だしな。」
「そうなの。要らぬ心配だったわね。」
ちゃんと対策は取っておいたからな。
「御守り....もしかして、リインちゃんが魅了されてないのはそのおかげ?」
「あ、そう言えばあの場にいた人しか御守りについて知らなかったな。」
司や奏にも、軽く御守りについて説明しておく。
ちなみに、一応織崎の魅了に関しては伏せてある。リインのためにもな。
「身に着けてないと効果がないんだ...。」
「司のあの魔法を掛けるまでの繋ぎだったんだ。...頼めるか?」
「うん。行けるよ。」
霊術で周りからは普通に見えるように認識阻害をしておく。
偶然だけど、この車には事情を知っている人しかいないから安心だ。
「...?何をするのですか?」
「まぁ、ちょっとしたおまじない...か?御守りだけだと、もし手放したりしたら危ないからな。そのための魔法を今から掛けるんだ。」
「そうなのですか。」
騙している感じがするが、嘘はついてないし、実際ためになるからいいだろう。
と言うか、織崎とかにばれても司の加護なんだし大して問題にはならない。
「じゃあ、行くよ...。汝らの御心を護りし加護を...。」
〈天駆ける願い、顕現せよ。“Wish come true”〉
天巫女の姿になり、司はもう何度目かになる祈りの加護を授ける。
「ふわぁ...あったかいですぅ...。」
「....これで終わりだよ。」
魔法が終わり、これでリインにも加護が与えられた。
「凄いですぅ!」
「あはは...面と向かってそう言われると照れるなぁ
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