暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第4章:日常と非日常
第106話「海水浴・前」
[2/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
か全員が決まる。
 士郎さんの所に桃子さん、恭也さん、美由希さん、忍さん、ファリンさん、シグナムさん、シャマルさん、ザフィーラさんが。
 プレシアさんの所に、僕と椿、葵、司、奏、リイン、父さん母さんが。
 ノエルさんの所になのは、フェイト、はやて、アインスさん、ヴィータ、アルフさん、織崎が。
 鮫島さんの所にアリサ、すずか、アリシア、リニスさん、司と奏の両親が乗った。

「それじゃあ、今度こそ出発ね。」

「レッツゴーです!」

 それぞれが乗り込み、出発する。
 プレシアさんの言葉にリインは元気よく声を上げ、楽しそうだ。

「...ふと思ったのだけど、リインは大きくなった時に御守りはどうしていたのかしら?」

「あっ、そういえば...。」

 椿がふと呟いた言葉に、葵もそこで気づく。

「えっと...ずっとそのままにしておいたのですけど...。」

「あー、それなら変身魔法でついでに大きくしておいたんだ。元々、創造魔法で小さくしたから、変身魔法で大きくするぐらい容易だしな。」

「そうなの。要らぬ心配だったわね。」

 ちゃんと対策は取っておいたからな。

「御守り....もしかして、リインちゃんが魅了されてないのはそのおかげ?」

「あ、そう言えばあの場にいた人しか御守りについて知らなかったな。」

 司や奏にも、軽く御守りについて説明しておく。
 ちなみに、一応織崎の魅了に関しては伏せてある。リインのためにもな。

「身に着けてないと効果がないんだ...。」

「司のあの魔法を掛けるまでの繋ぎだったんだ。...頼めるか?」

「うん。行けるよ。」

 霊術で周りからは普通に見えるように認識阻害をしておく。
 偶然だけど、この車には事情を知っている人しかいないから安心だ。

「...?何をするのですか?」

「まぁ、ちょっとしたおまじない...か?御守りだけだと、もし手放したりしたら危ないからな。そのための魔法を今から掛けるんだ。」

「そうなのですか。」

 騙している感じがするが、嘘はついてないし、実際ためになるからいいだろう。
 と言うか、織崎とかにばれても司の加護なんだし大して問題にはならない。

「じゃあ、行くよ...。汝らの御心を護りし加護を...。」

〈天駆ける願い、顕現せよ。“Wish come true(ウィッシュ・カム・トゥルー)”〉

 天巫女の姿になり、司はもう何度目かになる祈りの加護を授ける。

「ふわぁ...あったかいですぅ...。」

「....これで終わりだよ。」

 魔法が終わり、これでリインにも加護が与えられた。

「凄いですぅ!」

「あはは...面と向かってそう言われると照れるなぁ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ