暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
番外編 第1話 ハートな剣で大パニック♪
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可愛い。アスナ似で美人でもあるが 何より天然系が少し入ってて それらが上手くかわいらしさを際立たせている。そんなレイナだったら――と、何処か危ない事を考えてしまいかねなかった状況だったが……。
それはあっという間に一変する。
『リズさん……おねぇちゃん……』
『『は、はいっ!』』
呼ばれた事に思わず礼儀正しく返事をする2人。
でも、ここで既に違和感があった。リズが剣を使ったのにレイナは、リズだけじゃなくアスナの事も呼んだのだから。
『私っ! リュウキくんと、もっともっとイチャイチャしたいっ! たとえ、恥ずかしくったって いつだってくっ付いていたいっ! リューキくんの温もりをいっつも感じていたいっ! 眠る時だって、リューキ君の腕の中が良いっ! 夢の中でだって リューキくんと一緒がいいっ! 現実世界ででも、リューキ君のお嫁さんになりたいっっ! いや、きっとなってみせるよっ!』
少々早口だが 間違いなくそう言った。
頬には?がしっかりと出来ていて、さっき言っていた『惚れてる』状態になっている様だった。
それでも……、やっぱり色々とおかしい。リズが攻撃? したのに レイナはリズではなく リュウキ一筋になっているのだから。それはいつも通りなんだけど、ここまでアグレッシブに攻めるレイナは見た事が無い。
『こうしちゃいられないよ! リュウキくんを追いかけなくっちゃっ! リュウキくんと沢山チューだってしたいからっ! みんなに見られたって、リューキくんが好きだからっ!』
『わ、わぁ! レイ、レイまって!!』
『すとっぷ、すとぉっぷ!!』
アスナとリズの2人掛かりで何とかレイナを捕まえて、強行手段。圏内はHPが減少する様な毒は使用しても意味はないが、行動不能になる麻痺毒は効くから 痺れ毒をレイナに与えて強制ダウンさせたりしたのだ。
つまり――その武器の効果がはっきりした瞬間でもあった。
慌てている最中に、アスナも剣の一撃を喰らってしまって、『キリトくんのお嫁さんになりたい! レイに負けてられない!』とキリトを追いかけようとしたが、唯一残ったリズのファインプレイで暴走を阻止する事が出来たのだった。
と、言うアインクラッドをそれなりに盛り上げた時間があったのだ。
アルゴも偶然の色が濃いが使い魔を使い、色々と情報を仕入れていて大筋は知ったのだ。
その武器の恐るべきとも呼べる効果を。
そして、場面はアルゴの元に戻る。
リズと別れた後のアルゴはと言うと。
『ムっフフ〜 あの剣は、アインクラッドの時よりパワーアップして出現する可能性があるんダヨナァ。バカバカしく聞こえるかもしれないガ、《自
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