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フレームアームズ・ガール 小さな箱の中での戦争
第1話 〈出会い〉
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や食材に対しての感謝の気持ちなど1oもない言葉を発し食パンを口に運ぶ。
04:01 P.M.
食パンを食べ終わり、財布の中身を確認し、玄関へ向かう。
目的地はプラモ屋だ。
最近学校でもよく耳にするプラモを買って私も話に参加したいし、お父さんが部屋を覆い尽くすほど好きなプラモがどんなものなのかを自分も感じて見たいと思ったからだ。
デパートのちょっとしたスペースにプラモデルコーナーがあり、そこでどれを買おうか迷う。
クラスの子が話してたのもお父さんの部屋に置いてたのも女の子のプラモデルなのだが、結構種類があって悩んでしまう。
そうだ、自分が好きな色の子を買おう。
05:13 P.M.
家に帰ってきて、机に箱を置く。
赤買ったからすぐに買って帰ったからパッケージのイラストはよく見なかった。
金髪のポニーテールで赤い服。
ちょっと露出が多いけどそんなにパーツは多くなさそうだ。
早速、パッケージを開けて…。
パッケージ通りの水色のショートポニーに青い…青い?
確かパッケージは金髪ポニーテールの赤い服だったような…あれれ?
開けてすぐに目がつくのは女の子の人形だけ。
おそらく、その後ろに何かのパーツがぎっしり入っているのだろう。
けど、パッケージとは違う物が入っていたのは一体なんでだろう?
スタッフさんがチェック見落としたのかな?
いやでも流石に青を見落とすわけないでしょ…。
私は人形に手を掴み、いろんなところを見る。
塗装ミスというわけでもなさそうだ。
確かクラスの子がこの人形は動くって言っていたから、どこかスイッチでもあるのかな?
ほっぺをムニってしたり手を繋いだりしても動かない。
説明書を箱から取り出して、見てみると起動させるには胸の装甲を押し込めばいいみたいだ。
?「えぇえ…押してもいいの…?」
流石に痛そうだし…いやでも人形だから…
恐る恐る押し込むと…ものすごぉく小さな起動音がして人形の目が開く。
びっくりした私は手を離してしまう。
が、人形は受け身をとって着地。
私は思わず拍手を送る。
青いのもいいかも…。
迅雷「おはようございますマスター。私は迅雷です」
?「わぁ、喋った。ってマスターってなんかやだな…」
迅雷「なんてお呼びしたら…?」
?「りゅうz」迅雷「コトノハですね。わかりました」
コトノハ「言ってない!」
迅雷「よろしくお願いします。コトノハ」
コトノハ「決定なんだ…というかなんでわかったの…」
迅雷「スマートフォンのBluetoothに連動して…」
コトノハ「それって犯罪じゃない?」
迅雷「ペラペラ喋ったりはしないので安心してください」
コトノハ「はぁ…」
迅雷「コトノハ、これを」
迅雷が何かを取り出す。
コトノハ「何それ」
迅雷「ランナーです。私の装
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