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魔法少女リリカルなのは 〜黒衣の魔導剣士〜 外伝
黒衣を狙いし紅の剣製 00
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か。私に再び絶望を味合わせようというのか。

 許さない
 許さない許さない許さない
 許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない……
 許してなるものか!

 不公平、不公平すぎるだろう。なぜ私はここまで苦しまなければならない。どうしてあの家に負け続けなければならないのだ。
 そもそもどうしてナイトルナ家の小僧には魔導士としての資質がある。
 あの家は技術者としては優秀な血筋だが魔導士としては二流どころか三流も良い家系なのだぞ。だからこそ同じ血が多少なりとも流れている我が家からも優秀な魔導士は生まれていないのだ。
 それがどうしてあの家だけ……私から全ての栄光を奪って行ったあの男の息子だけ魔導士として活躍できる。しかもあの時あいつが言っていたことが正しかったかのように人型のデバイスと共に。
 叔母のコネか? それとも金か?
 あぁそうだろう。そういう汚い手段を使って相応の立場を手に入れたのだろうさ。あの叔母が面倒を見ているのだ。さぞあの人型デバイスも素晴らしい性能を持っているのだろう。
 そうだ……そうに違いない。
 ならば騙されている世間に気づかせなければ。
 ナイトルナ家の息子は魔導士として優秀なわけではない。父や叔母が関わったデバイスが優秀なだけなのだと。
 だがどうする。
 私には魔導士としての資質はない。デバイスの優劣ならば様々なデータを取れば証明される。だが魔導士としての能力を問うとなると……

「……そうか」

 簡単な話じゃないか。
 私はデバイスマイスターだ。だがその腕はあの叔母に劣る。ならばそれを逆手に取ればいい。
 私が作ったデバイスであの小僧を倒す。そうすれば魔導士としての無能さは証明されるだろう。それに……

「模擬戦という形であるならば……不幸な出来事が起きてしまう可能性はあるのだからな!」

 私がこれから起こそうとしているのは正義の執行。騙されている民衆の目を覚ますための行いだ。

「フフフ……フフフフフ……フハハハハハハハハハハッ!」

 待っていろナイトルナ家の息子よ。
 私が貴様に正義の鉄槌を下してやろう。自身が大切にしていたものが傷つき崩壊していく様を楽しみに待っているがいい。

「まあ……私は悪魔ではない。だから最後は……きちんと楽にしてあげよう」

 そうと決まればさっそく行動しなければ。
 やることが決まった以上、時間を無駄にするのは愚の骨頂。時間というものは有限なのだから大切に使わなければ。

「まずは……魔導士を調達しなければな」

 しかし、ただの魔導士ではデバイスの能力差で負
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