0044話『長門の第二次改装』
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光が漏れだしてきていてしばらく経過した。
そして時間が経ち、改装室の扉が開かれた。
そこから姿が変わった長門が出てきた。
派手という訳でもないけど勇壮さはさらに磨きがかかり歴戦の風格をさらに纏っている。
試製41p三連装砲がその力強さを体現している。
「第二次改装されたこの長門…さらに提督の役に立って見せよう」
長門が力拳を握って笑みを浮かべた。
その笑みもとても力強い印象を受ける。
「長門! かっこうよくなったわね!」
陸奥がそれで長門へと近寄っていき抱き着いていた。
そして明石が長門へと近寄っていって、
「それじゃ長門さん。少し検査をしますからドッグへと向かってください」
「わかった」
それで長門はドッグへと向かっていった。
そして驚く結果が判明する。
火力に関しては大和達には及ばないもののアイオワと匹敵するような数値を叩きだしていた。
特に驚いたのが大発や特二式内火艇などを装備できるようになっている事だ。
「これから長門は陸上型深海棲艦に活用できるかもしれないな」
「そうですね」
それで長門が戻ってきて、明石から結果を渡されてまた驚いていた。
「…そうか。大発を装備できるか」
「思いつくことはあるか…?」
「おそらく私の逸話をもとにしているのだろうな。かの関東大震災で私は様々な物資を運ぶために奮闘したからな」
「なるほど…そうだったな。とにかく長門、第二次改装おめでとう」
「ああ、ありがとう提督。それで私に付随する任務もあるのだろう? 見事果たしてみせるさ」
「ああ、期待している」
それで私達は笑みを浮かべあった。
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