『好きで面倒ごとに巻き込まれてるわけじゃない』
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後日談。
スピアー事件を解決した俺はトキワの森入口のポケモンセンターに戻り夜を明かした。
そして早朝、トキワの森を抜けるべく再び森へと足を踏み入れると、そこにはルナさんがいた。
「…昨日はありがとう、アンタがいなかったら私達はずっと間違え続けていたわ」
どうやらお礼を言ってくれているらしい。
「あ、いや、それはお互い様だよ、ルナさんがいなければ俺も多分解決できてなかったし…」
「そのルナさんっての止めてくれない?普通にルナでいいわよ、後、あの言葉、取り消すわ」
「?」
「『アンタ…才能ないからトレーナー諦めなさい』、この言葉は取り消す」
その一言は俺を救うのに充分過ぎる言葉だった。
自然と涙が頬を伝う。
「後、ニビシティ行くんでしょ?私もハナダに用があるしついて行くわ」
「…ん、…うん!」
俺達は歩き始める。
壮大な冒険を前にして。
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