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ONEPIECE 空の王者が海を征す
空の王者、猿山連合と遭遇する
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だ。

「お、おいルフィにゾロ一体如何した何があったんだぁ!?」
「ど、如何したんですかその怪我!?い、急いで手当てしないと!!私治療道具持ってきます!」
「い、医者ぁぁぁっ!!!?」
「「いやチョッパーお前が見ろよ」」
「ああそうか俺医者だ!!」

名医なのだが天然なせいかこういった時慌てる我らが船医。もう少し落ち着いて頂きたい物だ。どうやら海賊に絡まれただけらしいルフィとゾロの治療を開始した所二人とも見た目は派手だが怪我的には大した事は無い物ばかりなそうだ、二人の回復力なら直ぐに治ると断言したが、ある意味一番重傷な患者はチョッパーでも治療出来なかった。

「何よあんな奴ら!!男なら喧嘩全部買ってぶっ飛ばしちゃえばいいのよ!!いいえこんな町いっその事焼き払ってやるぅ!!」
「ナ、ナミさん落ち着いてください!!?流石にそれは拙いですって!!?」
「なんでナミちゃんが一番荒れてんの?」
「さあ?」
「レウスゥ!!アンタちょっと変身してこの町焼き尽くして来なさいよ!!」
「いやなんでだよ、落ち着きなよナミちゃん……」

訳を聞くと空島に関する情報を収集しようとしたところ酒場では大笑いされ自分たちの海賊のあり方さえも馬鹿にされた、相手は懸賞金5500万のベラミーと言う海賊だった。ナミはやり返せば良いと言ったのにルフィとゾロは全く相手にせずに一方的にやられ続けたと言う。

「ねえ腹立つでしょ!!?」
「確かにね、でもどうせ取るに足らない雑魚の言葉なんてさ」
「ナミさん言わせたい人には言わせて置けばいいのよ、それに夢を追い求める心は必要よ。だって私がそうなんだもん」

ナミは何所か収まりきらないが僅かに怒りを納めた、夢を求めて何が悪い。人には人の考え方がある、自分の事を否定する奴の言葉など無視し続ければ良い。そんな奴らは殴るのも斬るのにも値しない、ルフィとゾロはそのベラミーと言う海賊を既に格下、攻撃する価値すらない海賊として捉えていると教えられると溜息を付きながら気にしない事にしようと結論付けた。

「随分賑やかだったけど、何かあったのかしら航海士さん?」
「ロビン、あんた買い物に行ってたの?」
「ええ。服と情報ね、それとはい船長さん」
「おっ地図か?」

ロビンが手渡したのはこの島、ジャヤの地図。今いる町、モックタウンの対岸には×印が記されている地点が合った。

「そこにはジャヤのはみ出し物がいるらしいわ、夢を語り町を追い出された男。名前はモンブラン・クリケット、話が合うんじゃないかしら?」
「ふーん……まあこの町で情報収集するよりもマシかもね……よし皆行くわよ!!」
「よ〜し出航だぁっ〜!!!」

モックタウンを出航し東へと進路を取る、島をぐるりと回っていくように船を進めて行く何処か見覚えがあ
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