第1章
最初の変身!救世主は高校生?
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零が怪物に襲われてから1週間が経った。トラウマになりかけた部分もあったが、周囲の支えがあった甲斐あって、なんとか立ち直ることができた。
時刻は7:50。 極東学園に通う生徒たちが登校する時間帯、零もまたその1人だった。
「仮面ライダー……か」
あの一件から、零は1人になると自然とあの時助けてくれた仮面ライダーの事を思い返していた。零にとって怪物は無関係のものであっても仮面ライダーは身近なものなのだ。
と言うのも、1000人を超える極東学園の生徒、教師の中にも仮面ライダーの資格者がいる。実際に身近な友人にも仮面ライダーがいるのだ。
あれから零は独自に自分を助けてくれた仮面ライダーの事を調べてみた。見たことのない仮面ライダーだが、ウィザードと名乗っただけに調べることはその分野の素人の零でも容易く調べ上げることができた。
歴戦の救世主の1人にしてオリジナルとされる仮面ライダーの1人。その中でも【レジェンドライダー】に数えられる1人だ。
「いったいどんな人が適合者なんだろ…」
「おっはよう〜!」
1人の世界に入っていると後ろから声が聞こえると同時に抱きつかれる衝撃を感じた。その人物は零のクラスメートで友人の1人だ。
「おはようございます、優奈さん」
名前は【東和 優奈】。小柄で茶髪のボブカット、人懐こい笑顔が特徴的な少女だ。
黒髪のロングストレートにスラットしたモデル体型の零とは違う雰囲気の少女で、零を支えてくれた者の1人。
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