全員集合!!
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?」
敵の1人がそう叫ぶ。
「俺はメガホンだ!!」
「俺はちくわだぞ!!」
「こっちはゴボウだ!!」
「一体全体どうなってんだ!!!」
ユウ「どうなってる?」
俺は箒でビリオンズの上空に飛ぶ。
ユウ「種も仕掛けも…ございません!!」
俺はそう言いながら指をパチンと鳴らす。すると、下にいたビリオンズが巨大な檻の中に閉じ込める。
「なんだこの檻〜!!」
ユウ「その中で、海軍が来るまで大人しくしとくんだな」
俺はそう言い、皆の元に戻る。
ユウ「ん?なに鳩が豆鉄砲喰らったような顔してんだよ」
ウソップ「いや…何でって」
ゾロ「お前の能力、どこまで規格外なんだよ」
チョッパー「すげ〜ぞユウ!!」
何故そんな顔されなきゃならんのだ。チョッパーだけは尊敬の目で見てくれてるけどさ。
ユウ「今はそんな事を言ってる場合じゃないぞ!!急いで砲撃手を探すんだ!!」
『おう!!』
そして俺達は散り散りに探す。
ユウ「くそっ!!砂塵で視界を防がれてる上に、反乱軍と国王軍の戦いが邪魔だな!!」
俺は走るのを止め、箒で空に飛び上がる。
ユウ「どこだ!砲撃手はどこにいるんだ!!」
周囲の建物の屋上などを探すが、それらしき人物や物は見当たらない。
ユウ「ん?あれは…」
下を見ると、ルフィと確かたしぎって言ってたな。2人が話しておりたしぎは何処かに指を指しその方向にルフィは走っていった。
たしぎ「…何が正義!何が…海軍本部!!」
ユウ「分かったか?テメェの無力さが」
たしぎ「!?貴方は」
俺はたしぎに話しかけた。
ユウ「どんな気分だ?正義を名乗ってる海軍が、海賊に力を借りなきゃクロコダイルやニコ・ロビンすら退治できない様は?」
たしぎ「…笑いたければ笑えばいいですよ」
ユウ「……」
たしぎ「貴方の言う通りです。私は、今まで海賊を捕まえ人々を助けることが大切だと教わりました。ですが、貴方やスモーカーさんに言われました。『自分の正義を貫け』と。私…何が正義で何が悪なのか…もう分かりません。分からないんです」
たしぎはそう言いながら、涙を流し始める。
たしぎ「私が行ってきた事は、全部無駄だったんでしょうか?」
ユウ「さぁな。俺は海賊だ。お前ら海軍が嫌ってるな。けどな、俺の考えだが海賊は二種類いると思っている」
たしぎ「二種類…」
ユウ「ああ。1つはひとつなぎの大秘宝のみを求め冒険する奴等。それが俺達だ。そしてもう1つは、村や町などを襲って人々から金品や、最悪命まで奪うクズな連中だ。俺の村がそうだったようにな。確かに海軍からしたら、同じ海賊だと言われるだ
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