暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D/EXTELLA
旧校舎のディアボロス
アーシア救出 後編
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縮のためその場からジャンプし、一番下に着地する・・・ッさすがに脚が痺れたな。ジンジンする。
脚を摩っていると、最奥から複数の気配を感じた。
見ると一誠たちと堕天使がぶつかり合う直前と、その後ろで十字架に磔にされ苦しんでいるアーシアがいた。
マズい! 脚に魔力を集積させ、震脚と同時に爆発させ加速する。超人的な加速。普通の人間なら耐えきれない加速だが、全身に魔力を覆いさらに風王結界≪インビジブル・エア≫で風の抵抗を無くしているため凄まじいスピードで長い通路を駆け抜ける。
通路を抜け、無駄に広い部屋に入り階段を駆け上り、レイナーレにドロップキックをお見舞いする!

 「キャアァッ!?」
モロ食らったレイナーレは壁にぶち当たるとズルズルと座り込んだ。ざまぁ見ろビッチめが!
そしてアーシアを拘束してる枷を破壊し、落ちてくる身体を受け止める。

 「無事か、アーシア?」

 「ハァ、ハァ、ハァ・・・トーヤ、さん?」
息を荒げているが、俺の声に反応してくれた。間に合ったようだ。セーフ!

 「「「トーヤ(君)(先輩)!!」」」
ん? 振り返れば何故か三人が驚いて俺を見ていた。何かしたっけな? 

 「おっと!」
顔を横に傾けると槍が通過して先の壁に突き刺さった。
不意打ちたぁ、いい度胸じゃねぇか。
首だけ振り返ると、レイナーレが起き上がり俺を睨みつけていた。

 「そ、そのシスターを返せ! 私が至高の堕天使となるためにシスターが持ってる神器が「ビッチ風情が喋んじゃねぇよ」ガハァッ!」
ムカついたんで顎先を蹴り上げました。脳震盪で暫くは起きてこれないでしょう。
さてと。こんな辛気臭い場所とはとっとと退散!

 「一誠、木場、子猫、俺に捕まれ。ここから脱出するぞ!」
階段を飛び下り通路に向かうと、当然神父たちが邪魔してきた。

 「逃がすな! 撃て撃て!!」
撃ってくんのかよ!? ふざけんなクズどもが!

 「木場! 少しアーシアを頼む!」

 「え? ちょ、ちょっと!」
近くに来た木場にアーシアを預け、干将莫邪を投影し銃弾を全て斬り伏せ、上空に剣を投影、降らせ仰向けに倒し服を縫い付ける。

 「今のうちに脱出するぞ!」
木場からアーシアを受け取り再び走り出す。その間も通路の間に剣を突き刺し、階段を駆け上がってる間に、剣を爆発させ瓦礫で埋める。
これで大丈夫なはずだ。

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