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ハイスクールD×D/EXTELLA
旧校舎のディアボロス
アーシア救出 後編
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苦しそうに息をするミッテルトの首を掴み持ち上げ締め上げる。

 「アッ、ギ! イ・・アァ・・」
酸欠状態になり口からよだれがたれ目が虚ろになっていく。
しかし可哀そうとは思わない。お前らには恐怖を味わってもらう。
更に力を込めるところで、俺は半歩横に移動すると、槍が通過した。背後を見ると、ドーナシークが胸を押さえ苦しそうに呼吸しながら俺を睨みつけていた。

 「キッ貴様!」
再度槍を投げつけようとしてくるが、遅い。
ミッテルトを投げつけと同時に駆け出し、受け止めた瞬間前蹴りで吹き飛ばす。
吹き飛んで後ろにあった木にぶつかり倒れこむ・・・後は女だけか。
うつ伏せに倒れ動かないカラワーナに近づき、起こそうと手を伸ばした瞬間、突然起き上がり力を込めた光の槍を投げつけてくる。
俺の当たった瞬間、爆発が起こり周囲にあった木々が吹き飛ぶ。

 「殺ったか? カラワーナ、グゥ!」

 「私の全力の槍を奴に投げつけた。確実に殺ったはずだ。ミッテルト、いい加減に起きろ」

 「ゲホ、ゲホ・・・無理言わないでくれる? あいつに胸殴られて骨が何本か折れたんだから」
・・・呆れるな。俺が死んだと思い込んでいるのは。あんな槍、魔力で体を覆えば楽に防げたしね。
時間の無駄だし・・・そろそろ殺すか。
煙の中から無傷で出てくると、三人は驚き目を見開く

 「ちょ! カラワーナ、アイツ全然生きてるじゃない!!」

 「バカな、私の全力の槍を受けて平気なはずがない!?」

 「ここは一旦ッ」

 「逃がすと思っているのか?」
逃げようとする三人の背後に回りこみ、剣でドーナシーク翼を斬り落とす。

 「グアアアアアアアアアッ!?」
ドーナシークの背を蹴りつけ、地面に叩き落し残りの二人に目を向ける。
二人は完全に戦意を失い、怯えて逃げようとするが逃がす気はない。
翼を掴み力任せに引きちぎる。

 「「ギャアアアアアアアアッ!!」
めざわりだな、黙ってろ。
叫ぶ二人の後頭部を掴み、顔面を地面に叩きつける。蹴り飛ばすと、ドーナシークの近くに落ちる。

 「これで終わりだ」
手に魔力を集めようとした時、手を掴まれた。振り返ると、リアスと朱乃がいた。
何故止める?

 「手を放してくれないか」

 「ダメよ。それよりもイッセーたちの方へ向かってくれないかしら? この堕天使からは聞きたいことがあるの」
聞きたいことね・・・まぁ十分痛めつけたし、後は任せますかね。

 「分かった。ここは任せますよ」
そう告げ、教会に駈け出す。




教会の扉は蹴り壊されていた。おそらく小猫が壊したんだろうな。内部は戦闘後のようで酷い状態だった。
進んでいくと、地下に向かう階段を見つけた。
地下室か。
時間短
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