暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D/EXTELLA
旧校舎のディアボロス
アーシア救出 後編
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ーシアがいた。
俺の言葉に気づき、アーシアが顔を上げてこちらを見る。

 「・・・イッセーさん?」

 「アーシア! 今行く!」
駆け出そうとする俺を木場が引っ張る。
直後、光の槍が俺のいた場所に突き刺さり爆発する。

 「感動の対面だけど残念ね、もう儀式が終わるところなの」
儀式が終わる? どういうことだ?

 「あぁあ、あああああああああああ!!」
突然、アーシアが苦しそうに絶叫をあげる。

 「アーシアに何をするつもりだ!」 

 「! そうか。堕天使の目的はシスターの神器を奪うつもりなんだ」

 「神器を奪う!? アーシアはどうなるんだよ!!」
俺が聞くと、木場は苦い表情を浮かべ言った。

 「それは、命を奪うと同じことなんだ」
!? じゃあ、アーシアは?

 「この子は死ぬわ」

 「させるか!」
俺が駆け出すと、神父たちが立ち塞がってきた。

 「悪魔め!」

 「滅してくれるわ!」
どけ! お前たちを相手にしてる時間はねぇ!
どちらともぶつかろうとした時。

-ゴウゥッ!-
!? 何だ! 駆け出そうとしたとき、何かが通り過ぎていった。視線の先にはアーシアを抱きかかえてる棟夜がいた・・・って棟夜! 俺より先に来てたんじゃねぇのかよ!?




遡ること数分前のこと。
棟夜side

 「ガァッ!」
素早く接近し、奴の胸部を干将莫耶で突き刺す。
引き抜き、崩れ落ちるドーナシークを尻目に続いて距離を取り槍を形成しようとするカラワーナに目を向ける。

 「これでも喰ら・・・アア!?」

 「長いのは不便だな」
俺は髪を握り締め逆に引き寄せる。
何本か切れた音がしたが、気にすることはない。そのまま頭突きを食らわし別の木に投げ飛ばす。

 「ド、ドーナシーク! カラワーナ」
ミッテルトが心配しているが・・・それでいいのか?
近づく俺に気がつき、槍を投げつけてくるが脚で破壊し干将莫耶を投げつける。
剣は当たらず明後日に飛んでいった。それを見たクソガキが笑みを浮かべる。

 「ハッ、どこに投げてんのよ!」
鼻で笑い槍を投げようとする・・・笑ってられるのも今のうちだ。投げようとした瞬間、干将莫耶が戻ってきて背中を斬りつける。

 「キャァァッ!?」
急にきた痛みに声を上げ高度が下がった。そこを狙い、俺自身飛び上がり正拳突き回し蹴りを食らわし、両拳を頭部に殴りつけ地面に叩き落とす。
追い打ちに空を蹴り加速をつけた拳を胸部に叩きつける。

−ズドンッ!−

 「ガハァッ!! ハァ、ハァ、ハァ・・・くっ!!」
胸部を殴った衝撃がミッテルトを通じて地面が陥没する。拳には骨の折れた感触が伝わった。おそらく肋骨数本は逝ったな。
吐血し
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ