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ハイスクールD×D/EXTELLA
旧校舎のディアボロス
アーシア救出 後編
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しゃらくせぇ! いい加減、ウゼェ!」
神父も木場の動きについていき、火花を散しながら鍔迫り合いになる。
あの神父、相当強い。

 「やるね」

 「あんたもサイコー。本気でぶっ殺したくなりますなぁ」 
至近距離で撃たれた玉を、バック転で避け残った足で蹴り上げた。
スゲー、アイツ顔が良いだけじゃねぇな。

 「じゃあ、僕も少しだけ本気を出そうか?」
木場がそう言うと、刀身が黒く染まっていく。そして斬りかかり鍔迫りになると、木場の剣が神父の光を侵食しだした。
何だアレ!

 「何だよコリャ!?」

 「光喰剣≪ホーリー・イレイザー≫光を喰らう闇の剣さ」

 「て、テメェも神器もちか!!」
神器! 木場ももっていたのか!? クソ! イケメンは神器もかっこいいのか!
刀身が消え去る寸前、神父が離れた。

 「兵藤君!」
今だ!

 「動けぇ! 神器!!」

 『Boost!!』
宝玉から音声が発生して、俺の体に力が流れ込んでくる。
よし! コレならあのクソ神父にぶちかませる!!

 「だからしゃらくせっつの!!」
駆け出した俺に気づき、音もなく光の玉が撃ちだされた。
ここだ!

 「プロモーション! 戦車ッ!」
ルークは戦車! その特性はありえない防御力と!

 「・・・マジですか?」

 「バカげた攻撃力!」

 「イターイ! ウゴッアァァァァァァァァァブベラ!?」
俺の左拳がクソ神父の顔面に食い込み、祭壇近くまでふっとんだ。
ハァ、ハァ、ハァ。やっと入れられた。

 「アーシアにひでぇことしやがって。少しスッキリした」

 「ッざけんな。ざけんなよクソガァァッ!」
ペッ血を吐き出しながらゆっくりと立ち上がり、懐から柄を握り締め光の刃を形成し飛び掛ってくる。
まだ持ってるのかよ!?

 「フン!」

-ドゴンッ!-

 「イターイ!」
間に入ってきた子猫ちゃんがイスを豪快にぶち当て、再び吹っ飛んでいく。
起き上がりを木場が斬りかかるが、あっさりと避け祭壇にあがる。

 「俺的に、悪魔に殺されんのは勘弁なのよね! んなわけで、はいチャラバ!」
懐から出した何かを地面に叩きつけると、激しい光が俺たちの目を奪う!
クソ! 目くらましか!
収まったときには、すでにいなくなっていた。

 「逃げやがった」

 「とにかく、先を急ごう」

 「えい」
子猫ちゃんがあっさりと、祭壇を殴り壊し地下への階段を見つける。
階段を駆け下りる俺たち三人は、奥に扉が見えた。
あそこか!

 「いらっしゃい、悪魔の皆さん。遅かったわね」
入るとそこには、大勢の神父と堕天使レイナーレ。そして・・・。

 「アーシア」
十字架に磔にされいるア
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