第16話『乱刃の華姫〜届かぬ流星への想い』
[18/18]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
、シーグフリードは『事実』で切り返す。
「これ以上の戯言は無用だ。ガイ――来い……貴様の『幻想』を砕いてやる。弱くなったお前をこれ以上見ていると、胸糞悪くなるだけだ!」
フィグネリアには到底、銀髪の人物の言葉が信じられなかった。
前日に討伐した夜盗戦を、この目で見ているからわかる。だからこそ、シーグフリードの言葉の意味が分からなかった。
なぜか、フィーネの瞼には、「このままでは取り返しがつかない」ような気がして――
獅子王凱が遠くへ、遠くへいってしまうんじゃないか?
言葉にも行動にも表せず、フィーネはただ二人の行く末を見守っていた。
勇者――獅子王凱は『銀閃』を――
黒衣――シーグフリードは『黒炎』を――
それぞれ互いに刃を抜き合い、そして、『牙』をかみ合っていく!
「さあ始めよう。二人だけの『代理契約戦争』を!!」
NEXT
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ