ガンダムW
1702話
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を受ける時の報酬はガンダニュウム合金の割合を多くした方がいいな。
『HLV、財団派の上部に移動を完了しました。MS各機はポッドから降下して下さい』
サリィの言葉と共に、ハッチが開く。
「さて、じゃあいよいよ新生シャドウミラーのお披露目だ。この戦闘は世界中に……いや、コロニーにも流されてる。丁度いいから、俺達の活躍もしっかりと見せつけるぞ」
その言葉に、全員が前向きな返事をする。
今俺が言った通り、この戦場には連合軍の部隊……こういうのも広報部隊と表現すべきか? ともあれ、連合軍の部隊がいる。
そして中東連合と財団派の戦闘を地球圏全体に流していた。
当然そんな真似をしている理由は、俺達シャドウミラーのお披露目という色が大きい。
デスサイズヘル、アルトロンガンダム、そして深紅から白に変わったトールギス……何より、ウイングゼロという新MS。
これらのお披露目の場としては、これ以上ない舞台だろう。
正確には宇宙で何度か出撃はしてるんだが、それはあくまでも小さな戦場でしかない。
公の場に出るのは、これが最初の戦いとなるだろう。
だからこそ、今回の戦いでシャドウミラーの強さを思う存分見せつけ、これにより連合軍の実力を世界に知らしめるという役目がある。
……セプテムも意外と抜け目ないよな。
ああ、でも原作でもノベンタが暗殺された件をTVで公表していたのを思えば、そんなに不思議でもないのか?
もっとも、あの時はOZの……レディ・アンのお膳立てでの行為だったが。
それを自分で演出する辺り、セプテムも原作と比べて随分強かになっているな。
「よし……敵が気が付いた。攻撃を開始する」
HLVにはステルス機能があるが、当然それだって完璧という訳じゃない。
ましてや、そのHLVからMSが出撃すれば、ステルス機能があるデスサイズヘルはともかく、それ以外のMSは見つかって当然だ。
ましてや、相手は人間ではなくMD。
無人機であるが故に、人間であれば見逃すといった真似をする筈もない。
「こちらシャドウミラーのアクセル・アルマ−だ。これより、連合軍からの要望により中東連合に協力する」
オープンチャンネルで戦場全域に向かって通信を伝える。
これでシャドウミラーがこの戦場に参戦したことは全軍に行き渡っただろう。
特に俺達の目の前……財団派の後衛の位置では、見て分かる程に動揺している。
機体を動かすのにも相当の乱れがあったのだから、その辺りは一目瞭然だろう。
……まぁ、OZというのはシャドウミラーが一番戦ってきた相手だ。
それだけに、俺達シャドウミラーがどれだけの力を持っているのか、それを理解しているのだろう。
その上、今回用意されたMSはシャドウミラーが以前使
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