暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1701話
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
く……コンソールの類を迂闊に触ると色々と危険なので、指揮に徹してるのだが。
 まぁ、それはそれで十分シャドウミラーとして戦力になっているので、こっちとしては問題がない。

『ああ、それとアクセル。そっちが一段落したらこっちに来て頂戴。連合軍から……いえ、セプテム将軍から連絡があったわ』
「へぇ」

 それがどのような連絡なのかというのは、想像出来る。
 HLVが完成したという話は、当然連合軍にも知らせているのだから。
 ……まぁ、俺達がわざわざ知らせなくても、サリィやシルビア辺りが知らせていただろうが、この辺は誠意って奴だ。
 向こうから信頼を得る為には、そのくらいの行動はしておく方がいい。
 HLVについては、別に知られて困るって内容じゃないし。
 恐らくHLVで降下して欲しい場所を向こうが指示するのだろう。
 もっとも、どこに降下して欲しいのかというのは容易に想像出来る。
 財団派とトレーズ派の戦場か、もしくは財団と中東連合の戦場……といったところか。
 連合軍としても、一番邪魔なのは財団派だというのは間違いない。
 MDを使っているだけに、どうしても戦力的な面でトレーズ派や中東連合を上回る事が出来るのだから。
 ……まぁ、MDがあるからこそ財団派はその2つの勢力を敵に回し……その上、連合軍をも敵に回しながら戦い続けているのだろうが。
 ただ、最近では連合軍にちょっかいを出してくる事はないらしいけど。
 連合軍の方も、中東連合はともかくトレーズ派と財団派が潰し合ってくれるのなら、戦力の温存が出来るという事で積極的に手を出してはいないらしいし。
 だが、それはあくまでも連合軍の戦力が消耗するのを嫌っての行動だ。
 そこに突入するのがシャドウミラーであれば、それを躊躇う必要はないだろう。
 元々シャドウミラーは最強の戦力として存在していたし、何より連合軍にとってはあくまでも外様でしかない。
 そうである以上、もし……本当に万が一、億が一に撃墜されても、連合軍としては痛くもない。
 ……実際には、連合軍の戦力の中枢と言ってもいいような状況になっているので、シャドウミラーがいなくなってしまえば、連合軍の戦力は大きく低下するのだが。
 それでも本格的にMDを運用し始めたおかげで、そこまで致命的なものではなくなったんだろうけど。

「分かった、ならピースミリオンに戻ったらそっちに顔を出すよ」
『ええ、そうして頂戴』

 一応今回の戦いは、ウイングゼロが完成してから初めての実戦という扱いになる。
 そうである以上、格納庫で整備員達に機体を一通りチェックして貰う必要があった。
 そっちも適当に済ませる訳にもいかないしな。
 ハワード達の技量を信用はしているが、それでもやっぱりその辺りはしっかりとしないといけ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ