空の王者、サルと会う
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ような風貌をした大男であった。
「引き上げ準備〜!!沈んだ船はこの俺、サルベージ王マシラ様のモンだウキッキー!」
『ウキッキー!!』
「なんかまたキャラ濃いのが来たなおい」
船員もなんだか何処かサルっぽい、というか船も船首にサルがある上にバナナのような物まで船に付けられている。サルによるサルの為の船にしか見えなくなってきた、しかしその船の船長らしきマシラがメリー号を見るとその船員であるレウス達に鋭い視線を向けてくる。
「おいお前らここで何をしている?ここはおれの縄張りだ、この辺りに沈んだ船は全て俺の物だ!」
「サルベージするみたいねあの人達」
「ならこれってチャンスじゃない……?レウス、交渉お願い出来る?」
「おう」
「ゴチャゴチャ言ってんじゃね〜!俺の質問に答えろ!」
名乗りからしてサルベージを専門している連中だと判断したロビンとナミはこのまま彼らにサルベージをやらせれば順調に情報を引き出せるのではないかと思いつく、此処は上手い事話を付けられれば良い展開に出来るのではないかとナミは考えレウスに交渉を任せる。
「すまない、ここは貴方の縄張りなのか?」
「おうその通りだ!」
「申し訳無い。我々は先程降って来た船のせいでパニックを起こしてしまって一時的に船を止めていたんだ、それで貴方達はかなりサルベージ技術を持っているとお見受けする。私達はサルベージと言う物に縁が無い、出来れば見学をさせて貰えないだろうか?」
「おおっ良く解るじゃねえかウキッキー♪良いだろう良いだろうそんなに見たければ俺達の見事なサルベージを見せてやろうじゃねえか、良いだろう好きなだけ見学して行け♪」
上手い事相手を乗せる事に成功したレウスは話を取り付ける事に成功した、だがこの時レウス達は失念していた。潜りに行かせたルフィ達が何もせずにいる訳が無いということを。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ